熊の監視下でネット補強作業?
熊の木登りが上手なのはご存じの通り。これからはミズナラの木に登って枝を折って熊棚を作り、そこに横になってドングリを食べる熊たち。
太い枝を折ることなんてチョロイものなので、ネットのポールを折り曲げることは簡単なことです。今日は朝一番でネットの補強をしました。
補強後も松木の杜のネットをチェック。何と三箇所でネットが噛み切られていましたので、スチール製のネットで補強しました。
作業していると臼沢の方面から不自然な落石の音がしたので、熊が蟻を舐めているのかと思って双眼鏡で覗いていると、発信器をつけた熊の顔が見えました。
熊が生きのびるための人間の知恵を探している間に、“何をやっているのだよ!”と声をかけられたような気がしました。
午後は、残っていたタブノキの苗分けを行い、全てのタブノキをポットに移してやることができました。15時頃、柳澤スタッフが修理が終わった軽トラを運んできました。秋以降の森作業の準備を少しずつ進めています。それにしても熊のライフスタイルを人間が変えてしまえば、大変なことになってしまう実感をしている日々です。
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