« 2013年6月 | メイン | 2013年8月 »

2013年7月の29件の記事

2013年7月 9日 (火)

猛暑日の森作業は“半労半技”でやりました

P7095568
 足尾は今日も気温30度を超えました。朝から臼沢の森の草刈りをしました。

P7095575
 600段以上の階段を登ってみると、昨日、鎌田ご夫妻が草刈りをしてくけた新松木の杜(左側)が見えました。

P7095578
 草刈りは今年植えた場所から始めました。写真の様に草は伸び放題で、

P7095580
 今年植えたミズナラは草の株に締め付けられている様でした。

P7095582
 下から吹き上げる風が有難いでしたが、30分おきに水分を摂りながら草を刈りました。

P7095584
 刈った後は写真の様に幼木たちは爽やかな風と太陽からのエネルギーを吸収していました。

P7095588
 昼食は「ひぐらし亭」で食べ、食後は涼しくなるまでラジオ放送を聴きながら休憩です。

P7095591
 横になって見る草とグランドキャニオン

P7095612
 涼しくなるころには、午後の森作業開始。松木の杜に捕植するために周辺の草刈りをしました。  P7095605
セイヨウノコギリの花の蜜を集めていた蝶が疲れをとってくれそうです。

 16時頃になると30度を下回わり、トンボは気持ちよさそうに沢風のバランスをとっていました。

P7095614
 夕方のニュースでは福島第一原発の前所長が癌で亡くなりました。明日以降は、色々な情報が飛び交いますが、原発に向き合ってきた方の死は未来を生きる私たちのために活かさなければならないと思います。ご冥福をお祈りします。

2013年7月 8日 (月)

七夕の短冊は、原発に頼らない森と生きる暮らしに責任をもつ?

P7075550
 足尾も暑い日が続いています。こんな日は朝の涼しい時間に森作業です。今日は鎌田スタッフご夫妻が朝7時頃から昼頃まで新松木の草刈りをしてくれました。帰る頃には雨が降ってきたので、乾いたポット苗が活き活きしていたそうです。鎌田さん、有り難うございました。

P7075549
 ところで昨日(写真上)はカラミ付近に虹が見えました。10年程ここで森作業していますが、虹が見えたのは初めてでした。雷雨の後に見えました。

P7075564
 虹の後はとても澄んだ青空でした。 昨日、七夕の短冊には書きませんでしたが、電力会社各社が原発再稼働を申請しているなかで、これ以上原発推進の流れを大きくしてはならないと思います。明日の森作業後は東京に向かうので、参議院選挙の期日前投票を短冊代わりにして願い事を叶えたいと思います。

P7075536
 ところでみちくさの珍客が会うたびに大きくなっています。どなたか珍客をご存じでしょうか。教えてください。

 

2013年7月 7日 (日)

森とものみなさん!涼を求めて松木沢へ来ませんか

 7月7日は、七夕(たなばた)です。

ネットでは、「七夕は年に一度、おり姫星(織女星、西洋風には、こと座のベガ)と、ひこ星(牽牛星、西洋風には、わし座のアルタイル)が天の川をわたって会うことを許された特別な日とされています。」と紹介されています。今日は、森ともの出会いを楽しみに、“みちくさ”をオープンしました。

梅雨明け宣言です。 多くの森ともが立ち寄ってくれました。

 やっと、どんよりした天気から解放の知らせです。みちくさにあるラジオから、「関東地方の梅雨明け宣言」の放送がありました。しかし、松木の空は梅雨空に変わりありません。そんな中、最初の“みちくさ”訪問者「15年~16年前に来たが、なつかしく思い訪ねて来ました。」と訪れてくれました。みちくさノートには、緑が多くなっていて感動しました。と書かれていました。「また、来ますよ~」という言葉で見送りました。

 次の訪問者は、2人づれでした。いつの間にか、空は一気に夏空に変わり松木沢からの冷風が森ともとの会話が弾みました。しかし、気まぐれな天気は、今にも泣きだしそうな雲行きとなり、ダムゲートまで送りました。この時期は、雑草の伸びが早く作業は「草刈り」となりました。雑草のなかにピンクのネジ花を見つけちょっと休憩して写真を撮りました。Dsc00217

びっくりの連続です!!Dsc05542 どんより天気から、一気の晴天そして土砂降りの大雨と散々な一日と思いきや最後はサプライズでした。大きな虹が新松木の杜からカラミにかかりました。「あぁー虹だ~」「すごい~」「こんなの初めてだ~」という声が“みちくさ”に響きわたりました。Dsc05543

また、最後の訪問者は、日本一周をバイクで今取り組んでいる好青年が大雨と一緒に“みちくさ”に飛び込んできました。東北→北海道へと向かう話でした。「なぜ、そのような決意になったの?」との問いに、「日本を見てみたいです。」という答えがすぐに帰ってきました。目標に向かって頑張ってほしいと思いました。そして、安全を祈りながら今日の“みちくさ”の閉店としました。

(舎人:高橋、仁平・本日の線量は0.27μSv/h)

森の恵みを感じに来ませんか

 本日の足尾・松木は、9時20分で29℃です。大変暑いです。

午前中の来舎はありませんでした。昼過ぎに1グループ(7名:桐生市・太田市)が来舎し休憩をしていきました。「50年前に車の免許と取ってゲートがなかったのでその時以来だけど、緑が増えた」とおっしゃっていました。日向を歩いていると汗が止まらないけれど「涼しい風が最高のごちそう」とおっしゃっていました。帰る際にお菓子を頂きました。有り難うございました。Dsc07307

 ラジオでは、本日関東地方の梅雨が明けたと流れていました。

Dsc07311

 森びと広場では、事務局・事務局スタッフが苗床の整理を暑い中おこなっていました。暑い中大変ご苦労さまでした。Dsc07314

 (本日の舎人:岡安・済賀 線量は0、33μSV/h)

2013年7月 6日 (土)

いのちを支える足尾の森の育樹計画を練り合わせる

P7065520
 3日前からニイニイゼミとひぐらしの鳴き声が足尾・松木沢の森から聞こえました。今日は関東地方の梅雨明け宣言がでました。

Dsc00080
 昨日は事務局・スタッフの合同ミーティングを開きました。会議では夏から年内までの育樹・育苗活動に関して意思統一しました。

P7055510
 夕方には、事務局員の手作り料理で懇親を深めました。その場では、今年古希を迎えた星野スタッフのお祝いをしました。

Dsc00199
 星野さんは、事務局から名前入りの鉈をプレゼントされました。竹内アドバイスザーも古希を迎えましたので、記念の鉈は自宅へ送りました。

 P7065521
今日は、昨日意思統一した各担当の育樹場所を調査し、年内の作業計画案の現場を確かめました。

 P7065518
午後は、草刈り、13日から始まる苗分け作業の準備をしました。草を刈るとホタルブクロが顔を見せてくれました。今日は気温30度以上を記録し、足尾も真夏を迎えました。

P7065527

2013年7月 5日 (金)

認識から参加へチェンジするだけで感動が見えてくる

P6024874
 先月30日に記念植樹をしてくれた日光市自由が丘自治会の皆さんから感想が届きました。ガイドをしていた足尾まるごと井戸端会議・山田様からのメールによると、「地元の方は、植樹をしていることは認識していても自ら積極的に参加をしていないことが見えてきました。動機はいずれにせよ、体験してみると感動している姿は良いものです。地元民を巻き込むきっかけづくりに知恵を絞ってみたいと思いました。」ということでした。

P6125089
 昨日から参議院選挙が始まりました。日光から足尾へ向かう道端には各政党のポスターが立てられていました。P7044865
昨年末の衆議院選挙、そして昨月の都議選では政治に責任を持つ大人たちの「棄権」が問われました。

P6074983
 「認識していても自ら積極的に参加しないと・・・体験してみると感動する」という感想は、そのまま参議院選挙に活かしたいものです。棄権は改憲を許し、原発推進を後押しする結果に結びつくのではないでしょうか。

P6294849
 何よりもいのちを大切にする暮らしと社会を願っているのであれば、50年、100年先の未来を築く大人の責任を、「参加」というかたちで果たしたいものです。

 

P6284803

2013年7月 2日 (火)

“ふるさとの森づくり”で大切なものをいただきました

Dscf1828
 先月29日、梅雨の晴れ間に「つのかわ広際院ふるさとの森づくり」が開かれました。観察会と植樹を開いたのは森びと山形県ファンクラブの皆さん。会場は山形県最上郡戸沢村角川の広祭院というお寺の森の一角です。

Dscf1826
森づくりには、戸沢村の渡部村長、田中村議会議員、広際院の瀧田副住職がご家族と参加してくれました。さらに、山形大学の学生のみなさん達も駆けつけてくれました。総勢43名がミズナラを中心に120本植えてくれました。

P6291051
はじめて植樹を体験した学生たちは様々なことに興味津津でした。全体としても盛り上がりのある取り組みとすることが出来、大成功であったと思います。ある女子学生は、「植樹をして、私の心の中に大切なものをいただいた感じでした」、と感想が述べられました。

Dscf1819
今後は昨年炭巻撒きをした地区の下刈りと立ち枯れしたきの伐倒を取り組んでいきます。(成戸事務長発)

2013年7月 1日 (月)

自然・森ともとの出会いを再認識した日!

 昨日の足尾・松木沢は、22℃。午前中は曇りでしたが、午後は、晴れ間が見えた日でした。松木に入るとまず、子鹿の兄弟が出迎えてくれました。

Dsc07302

 森びと広場に降りると桜の木の葉っぱが少なくなっているのを発見しました。よく見ると大きな毛虫が沢山いました。桜の木のために虫を捕ろうと思いましたが止めました。それは、この毛虫をエサとする小鳥があらわれ、小鳥をエサとする猛禽類が来るという自然の状態にしておこうと思いました。

Dsc07289_6

 午前中は、元松木村に祖先が住んでいた星野忠司さんが立教大学の友澤先生と共に、ゼミの下見を兼ねて来舎されました。星野さんから当時の松木村は豊かな自然の中で森からの恵みを受けて生活していたことが語られました。川魚を獲って生計を立てていた方もいたそうです。こういう話を伺うと自然=森の恵みによって生かされていることを実感しました。また、星野さんからは激励の差しれを頂きました。友澤先生からは、お土産を頂きました。ありがとうございました。今度は、是非 ゼミを学生さんと共にお会い出来る日を楽しみにしています。

Dsc07305

 午後は、渡良瀬未来基金の野本さんが臼沢の第1ゲート付近で早朝から猛禽類の写真撮りを終わり、帰りに来舎されました。渡良瀬遊水池がラムサール条約に登録されたということで、本が出版されてその本を寄贈して頂きました。ありがとうございました。帰り道には、子狐が現れましたので、「さようなら」と挨拶をしました。

Dsc07306

 本日は、森ともの皆様に支えられて頂いていることを実感することができた一日でした。

 6月も本日で終わりますが、82名の森ともとの皆様との出会いがありました。7月も更に新緑が鮮やかな松木にお越し下さい。森ともとの出会いをお持ちしています。

(本日の舎人:高橋、済賀。線量は0、248μSv/hでした) 

心に残る植樹をサポートしました

P6305488
 今年も早いもので半年が過ぎ、今日から7月です。足尾の苗木たちは元気に育っていますが、これからの時季は柔らかい若葉が動物達に狙われることと草との競争に入ります。昨日の前半は、仁平、小井土スタッフと岡部事務局が松木のネット補強作業、筆者は新松木の草刈りをしました。

P6305465
 午後3時過ぎ、大型バスで日光市自由が丘自治会の皆さん27名が松木沢に到着。自治会結成60周年記念の植樹祭が新松木の杜で行われました。

P6305472
 まず、当会の森づくりを簡単に紹介

P6305476
 その後は、記念樹として約2㍍程のコブシを植えました。

P6305491
 参加者はコナラ、クヌギを丁寧に植えました。今年90歳になる女性は、「この年になるまで植樹の経験がありませんでしたが、今日はいい記念になりました。」とお礼を言ってくれました。どんな記念なのかと尋ねたところ、この女性の先祖はこの旧松木村で暮らしていた、ということでした。心に残る植樹のサポートができてとても嬉しくなりました。

P6305454
 最後は、マルチングをして昨日の森づくりを終了しました。サポートしてくれた仁平さん、小井土さん、岡部さんありがとうございました。

森びと検索

最近のトラックバック