70歳からの森作業は「汗半日、業半日」でいこう!
今年の足尾の熊は肉が大好物なようです。9時過ぎ、苗床でコナラを選別していたら鹿が腐った臭いがしたので苗床から松木の杜を見ると、9日に埋めた鹿の死骸が掘り出されていました。埋めた穴から数㍍離れているのでキツネの仕業でないことは確かです。
死骸が腐敗した臭いをかぎながら14日に植樹するコナラを40本選別し、松木の杜へ移動しました。小雨が降ったり止んだりの日の作業でしたが、湿度が高くて汗が吹き出すほどでした。
午後は、18日の森づくりで松木に植えた苗木がイノシシによって何十本と掘り起こされてしまったので、補植用の穴を掘り直しました。大きな石を動かすには2人の力が必要でした。
台風3号の影響で降雨を期待していましたが、木々には満足できない雨でした。池のカエルに雨乞いの鳴き声をお願いしてきました。仕事を終えた鎌田、橋倉両スタッフは、「年寄りは仕事半日が大事だ」と話していたので、その話をヒントに“70歳からの森作業は汗半日、業半日でいこう”と思いました。
明日は中倉山登山です。頂上南側斜面に生きるミズナラ、ブナを調査してきます。
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