鉱毒に耐え、強風にも耐え抜いた足尾・中倉山のブナに会って感謝してきました
今日は、中倉山頂上稜線のブナとミズナラなどの調査をしてきました。朝、8時20分登山口を出発、痩せたガレ場を慎重に登り、40分頃には足尾町や備前楯山等が見える地点で一休み。
小休止後、一気に痩せた稜線を登りました。最後の岩場付近に来るとサルが不機嫌な顔をして我々を覗き込んでいました。
リョウブの林に主役のミズナラが生きていることに感謝しながら、上ること2時間半で1539㍍(頂上は1499㍍と言う人もいる)の頂上に到着。そこから当会の森づくりフィールドを見下ろしました。
情報に添ってそこから約200㍍西の稜線に生きているブナを発見。亜硫酸ガスや山火事に耐え抜いて生きているブナ。幹の周囲は150㎝、樹高は15㍍はありました。
このブナは全ての生きものの生命を支えるために実をいっぱいつけていました。
稜線から南側の斜面には、ミズナラ、シラカンバ、ウダイカンバ、ツツジ等が生えていました。
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