哲学者・石川啄木の心が旭川市の児童へ届く
今日も『サルと人と森』の事務所に注文がありました。哲学者・石川啄木が自然をないがしろにした人間の傲慢な欲の追求に対して警鐘しているこの絵本。この絵本を読んで自然を大切にしてほしいと願って、北海道旭川市・「旭川MS会」にお願いして市の全小学校と図書館へ『サルと人と森』を寄贈することができました。
今月17日、MS会・松尾会長とそのメンバーは西川市長を訪問して、絵本100冊の目録を手渡しました。
啄木は1908年、釧路へ向かう途中、旭川駅前の旅館に一泊し、市内を見物しました。昨年は啄木没後100年、これを記念してJR旭川駅構内に石川啄木像が建立されました。
今年1月下旬、MS会の皆さんから『サルと人と森』を寄付してくれないかと提案され、当会はそれに応えることにしました。贈呈式は17日午後、市長室で行われ、翌日の『北海道新聞』ではその様子が報道されました。
森と生きる暮らしの有り難さを、この絵本で感じていただければ幸いです。
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