南相馬市の希望の森づくりがスタート!
3月3日、19時からの開催にもかかわらず、南相馬市民文化会館(ゆめはっと)大ホールに集まった310名は、いのちと生活を守る「希望の森づくり」のために力を合わせて実現に向けて取り組んでいくことを誓い合いました。
今回の「野馬追の里 希望の森づくりシンポジウム」は、相双地域雇用創造推進協議会の主管主催、南相馬市と森びとプロジェクト委員会の共催で開催されました。
司会は、相双地域雇用創造推進協議会事務局の林有美恵さんが落ち着いて進行をしてくださいました。
開会にあたって、主催あいさつに立った桜井勝延・南相馬市長からは「2011年3月11日、津波で636人の方々が亡くなられました。その中でまだ111名の方が戻っていない。なぜそのような中で希望の森づくりシンポジウムを開催するのかというのは、あの海岸をもう一度復旧させなければなりませんし、その際亡くなられた方々の魂を拾い上げるために我々として震災で流されたものをしっかりと礎として使えたらこの希望の森をつくりあげていきたいとの思いで昨年から国とも交渉をしてきましたが、まだ形になっておりません。今日先生方からのアドバイスをいただきながら、しっかりとした希望の森づくりとして取り組んでまいりたい」と述べられました。
続いて、基調講演では当委員会の岸井理事長から『~震災がもたらしたもの』とのテーマで未曾有の大震災からの復興について、希望の森づくりについて、「原発に依存しないで暮らしていくことのできる社会をつくるためには我々自身のライフスタイルの見直しが世界的に問われている」など問題提起がされました。
(フォーラムの報告は、随時ブログで発信していきます。皆さんの感想、ご意見をお待ちしております)
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