自然の脅威と向き合う家づくりのヒント
昨日(9/25)、鉄やコンクリートよりも長く生きる木の家を見てきました。それは今年4月新潟市に竣工した「越後杉流通活性化センター」でした。この建物は、一切金具を使わずに、金具以上の強さを保っています。心配なのは土台のコンクリートが何年もつかということだけで、地震や台風が来ても骨組みは壊れないと言われています。
ホールの大きさは、10月1日にオープンするJR東京駅南北のドーム位あるようです。ホールの高さは木造建築限界の13mでした。同行した新潟在住の森びとアドバイザー・竹内さんは驚いていました。
設計したのは11月11日のキャンパスフォーラムで提言してくれる村尾欣一さん、施工は斑鳩建築(棟梁・小川正樹さん)。村尾さん達たちは「百年生きてきた木は百年活かす」というスローガンのもとに、日本古来の建築技術を徹底して実施する大工集団と共に、伝統構法による民家を造っています。
当日は、11年前に建築した「こまくさ保育園」を見せて頂き、木のパワーを身体に受けて昼寝をしている園児の寝顔が忘れられません。これから家を造ろうとしている皆さん、キャンパスフォーラムでは百年生きる木の家を造っている村尾さんたちの“木と暮らす知恵と技”話しに注目してください。
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