眩しく輝く若葉に早く触れたい!
今日は26年前にチェルノブイリで原発事故が起こった日です。新聞報道では、チェルノブイリから2000㎞離れた英国では26年経っても放射性物質汚染によって牧場で飼われている羊が市場に出せないといわれています。また、日本のある大学教授からは、一昨年のフクシマ原発事故が夏に起こったならば放射能被害はもっと拡大していた、と言っています。
気流は地球を回っていますし、世界を飛び回っている鳥には国境がありません。人間の技術をもってもこれらの自然の力をくい止めることはできません。中国、ベトナムそして韓国などアジア諸国では原発建設が盛んに進められています。フクシマ原発事故を起こした私たちは原発に頼らない暮らしと自然に頼る暮らし、その文化を世界へ発信していきたいものです。来月19日に実施する第27回足尾・ふるさとの森づくりではこのようなことを語りながら、足尾の大地に若木を植えていきます。
足尾では今日もそのための作業が進められています。明日も黒土や腐葉土の荷揚げを行います。眩しい元気な若葉に触れられるように、そしてカエル(写真:田岡氏)や亀がのんびりと過ごせる生態系を願って私たちは森づくり準備に汗を流します。
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