我が子に元気を与える森(自然)の力に感謝!
3年前に公園で拾ったドングリを育て、今年11月3日にその苗木を足尾・松木沢に植えた川崎市立古川小学校3年生の親子の皆さん。その1人のお母さんたちから手紙が届きましたのでその一部を紹介します。
「この度は、子供達に自然の大切さを考えて頂きありがとうございました。帰宅後、森びとさんのホームページを拝見させていただきました。子供達が来るのを心待ちして頂いていた事を知り、うれしくて涙してしまいました。はずかしながら植樹祭には「日光の紅葉でも見られるかなぁー」位の軽い気持ちで参加しました。そんな気持ちなので古川小学校で育てた幼木を砂地の穴に優しく一本一本ふかふかの土とおふとん(草)をかけて植えていくことが大変な作業で驚かされました。途中、疲れて根をあげてしまいそうでした。終わった時にはクタクタになりました。ですから、植樹後の食事の時に森びとさんから頂いたおみそ汁は本当においしくて、身体をあたためて疲れをぬぐいさってくれました。今回は、森を創る難しさを知る良い経験が出来とてもうれしく思っています。ありがとうございました。
更に、食事後の子供達の臼沢の森登りには感動すら覚えました。いつもは「つかれたぁー」とすぐ諦める娘、「ママだっこー」と全く歩かない息子がまさか行くはずないと思っていました。しかし、「お山に登るー!」と楽しそうにヘルメットをかぶってるではありませんか。まして、最後まで諦めるどころか、みんな元気に「ただいまー!」の笑顔に、自然の偉大さを感じさせられました。子供達は本当に足尾の森を、自然を大好きになっていました。
足尾の森は、私にとって今まで出会った紅葉の中で、一番心に染み込んで優しい紅葉になりました。数年後に、古川で育てたどんぐりが足尾の森を創っている事を期待して、また足尾へ行きたいと思います。子供達はもちろんの事、親である私も自然を守っていくことの大切さを肌で感じる事が出来ました。子供達の未来の為に、地球の未来の為に、今、私達が考える事そして行っていく事が重要なのだと気付かされました。
この様な機会を与えてくださった森びとプロジェクト委員会のみな様に深く感謝いたします。ありがとうございました。」(古川小学校3年生の母より)
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