森から学んだ次世代に残す日本人のこころ
筆者は3日から4日まで会津大沼郡金山町で開催されたJREU森づくりサポーターゼミに出席してきました。足尾・ふるさとの森づくりをサポートしてくれる今年度のゼミには25名が受講しました。初日は7月下旬に局地的集中豪雨で被災した只見川の現場を視察し、濁流の脅威を実感しました。現地は濁流によって鉄橋や橋梁が破壊され、家屋が流された傷跡が生々しく残っていました。
その後の座学では、東日本大震災と原発事故は私たちに何を発信しているのか、を討論学習しました。教材には『次世代への伝言』(宮脇昭・池田武邦共著)を使い、再び悲惨な歴史を繰り返さないために「自然の摂理を敬い、従うこと」等を学んできました。
2日目はナラ枯れ現地に立って、生物社会と人間社会は基本的に「相同・同一(ホモロジー)」の関係であることを確かめました。ゼミを受講したサポーターは、今月23日に開催する第23回足尾・ふるさとの森づくりに参加する皆さんをしっかりサポートすることを誓い合っていました。サポーターの皆さん本番ではよろしくお願いします。
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