森は新たないのちを育む
宮脇昭先生は政府の「復興構想会議」に「津波からいのちを護る森の長城プロジェクト」を提言しています。当会もこの提言を実現させようと、昨日は「日本の森を元気にする議員連盟」に要請しました。議連会長の参議院議員・今野東さんと事務局長・松浦大悟参議院議員との話では議連会員の勉強会を開催し、被災地でのいのちを護る森づくりを実現していこうとなりました。
今日は足尾・松木の杜で草刈りをしました。この地は植樹する前までは木すら生えなかった所でしたが、ここを開墾して木を植えてみると新たな生きものの命が誕生してきます。新たな草が花を咲かせ、虫が集まり、鳥が巣を作り雛を育てます。冬に誕生したバンビは母親に励まされて自然と共に生きていくことを学んでいます。
9日の『農業新聞』論説では、「今こそ生物多様性を復興のキーワードにするべきだ。人間の暮らしを支える多くの生き物が豊かであるためには危機に直面した里地・里山を再生することが先決だ」と書いてありました。時代は“森と生きる”ことがキーワードですね。
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