“つらい、悲しい、悔しい”状況を解決する“みちくさ”へ?
3・11大震災と原発事故によって「不便な生活」を経験し、その上買い占めや泥棒、詐欺などの嫌らしい人間社会の一面に怒りをもちます。反面、電気の有り難さや支え合うことの大切さを実感しています。また、便利な生活はいとも簡単に不便な生活に変化してしまう脆弱な社会であることが分かりました。これを機会に「便利」や「不便」ということを見直してみるのが良いと感じています。
昨日(10日)も第1回舎人会議が足尾で開かれました。会議では、大震災や原発事故に遭った私たちは「便利さ」ばかり追い求めるのでなく、“つらい”“悲しい”“悔しい”という場から試行錯誤しながら改めて「便利さ」を考えていく話もされました。それには仕事や生活の中に“遊び”“時間の余裕”をつくり、つまり“みちくさ”をすることの大切さを、「遊働楽舎」の舎人が発信していくことにしまた。
帰りの途中、舎人の田岡さんが70歳を迎えるので少し早い誕生祝いを舎人仲間で行いました。JR日光駅の待合室で知り合ったベルギー人とも話が弾み、少し“みちくさ”をして彼女の森を愛する心、自然の恵みを大切にする心そして原発はいらないという考え方を聞きました。昨日は、海外の“森とも”ができました。沼田屋の皆さんご馳走様でした。
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