今年は、“雲上の森の楽園”づくり5周年
今、写真を撮った所は気温が-15度の森の中です。空を見上げながら“雲上の森の楽園”とはどんな森なのだろう、と想い描いています。6年前から宮脇昭先生と始めた青森市民公園での苗づくり、それに続く八幡平市・松尾鉱山跡地でのいのちの森づくり。苗を育て植樹してきた森を愛する仲間達の分身が、今、話題になっている新青森駅前の森にいき息づいているようです。
今年はみちのく事務所が木を植えて5周年を迎えます。足尾の土壌のよりも極酸性の土壌で森づくりにチャレンジしている森を愛する皆さんが歓喜を共有する年です。昨年は、植えたミズナラが一気に生長した年でした。極酸性土壌に植樹して3~4年経ってやっと根が地に張り、若芽が拳をあげて生長した様でした。パイオニアのヤマハンノキ、ヤシャブシ、シラカンバは先に生長しましたが、ふるさとの木はやっと元気がでたようです。これからが楽しみです。
春には新緑が眩しく輝き、夏には虫や鳥たちの木陰をつくり、秋には赤、黄、茶色の秋を演出する森が雲上に表れるのはすぐそこまで来ているようです。そんな想いを創ってくれるのも静かで寒い森です。今年の八幡平ふるさとの森づくりは多くの皆さんと楽しく過ごしたいとおもいます。(森づくりは6月4日を予定)
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