旧松木村の生活から日本の木の文化を学ぶ舎
「どくだみ荘」の玄関に人影が現れたのが8時でした。事務局の柳澤さんが”おはようございます”と入ってきました。”フロントの霜をとっておきましたか”と優しい言葉を聞いて彼の人柄を感じながら、今日の作業はスタートしました。森びと広場の気温はマイナス1度でした。食害調査のために松木の杜に入ってみると、昨日に心配していたようにサル軍団が30数頭で松木の杜で食事をしていました。
今日の作業は「遊働楽舎」(仮称)の環境整備をしました。来春オープンを控えて、多くの皆さんが気軽に立ち寄っていただけるように、年内にできる作業を行いました。憩いの舎が崩れないように舎の周囲の土砂をガードする間伐を埋め込む準備をしました。作業の合間に対岸の岩山を見ると、渡り鳥の集団が沢の水場で休息をしている様子に遭えました。昼食後には、昨日植えた寒桜の花びらの香りに触れてきました。来年春は「遊働楽舎」(仮称)がオープンしますが、森のシステムが臼沢の森や松木の杜から実感できる森に育ってほしいと願って作業をしてきました。
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