約束は守るために、意思は実行するために!
今日の朝は群馬県榛名山、栃木県男体山に雪が降りました。自然の恵みを集めてくれる雪が降ると多くの生きものは静かにじっと恵みを待つ季節に入ります。八幡平・松尾鉱山跡地や足尾銅山跡地でもそのような季節となりました。先月30日の足尾森びと広場の朝陽(写真)はそんな気持ちにさせてくれました。
暖かいメキシコではCOP16(国連気候変動枠組み条約締結国会議)が開催されていますが、いまのところ会議では2013年以降の二酸化炭素削減ルールが決まらないようです。世界各国では温暖化の影響による自然災害で何千万人が被災している、という状況なのに世界の主要国は国際公約を守る、守らない、あるいは議定書に参加する参加しないという体たらくです。
森を育てるのも壊すのも人間の意思しだいです。109年前の今日、当時の田中正造さんは明治天皇へ直訴する意思を固めていたのでしょうか。遠方から聴こえる雄鹿の声を思い浮かべながら、森を愛する者の意思を固める年末にしていきたいですね。(朝陽の写真:田岡森びとインストラクター)
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