大木になっておくれ!苗分け作業にここちよい汗をかく
今月3日、みちのく事務所は苗分けと草取り作業をしました。会場の岩手県八幡平市・「県民の森」には67名の皆さんが参集してくれました。当日は朝から雨雲が垂れ下がり、そのうえ雷も鳴り今にも雨が降り出しそうな蒸し暑い日でした。
事務局は何とか雨が降らないよう念じながら準備作業に汗を流し、ボランティアの到着を待ちました。その思いが通じたのか雷は鳴っても雨は降らず、苗分けは順調に進み予定時間内に全てやりきることができました。
15時30分から閉会式を行い、角岸所長から「今日は雨降りが心配されたが、雨は降らず予定していた作業は全てやり遂げることができました。皆さんが作ってくれたポットは、2年後には松尾鉱山跡地に植えることができるように育苗活動をしっかり行います」と、お礼が述べられました。閉会式が終ったとたん急に雨が降ってきました。新しいポットと土に引越した幼木たちにとっては有難い自然の恵みでした。
小さい命(根と葉)が誕生したドングリたちは、ミズナラ、コナラが1.665個、トチが129個、クリが12個、オオヤマザクラ、アキグミ、ナナカマド等は885個の合計2.691個でした。小さな命に元気を与えてくれたボランティアの皆さん本当に有り難うございました。事務局は昨年から悩まされている食害対策をしっかりやり抜いていきます。(みちのく事務所・仲崎事務次長発)
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