森と生きてきた先達の知恵を現代に活かす?
来週は梅雨が明けるという天気予報ですが足尾は今日も雨でした。日本人は四季のある国土で自然の恵みに感謝し、自然の脅威に震えながら生き抜いてきました。そこには自然と共に生き抜いていく知恵が生まれ、自然(森)と生きる文化を創り出してきました。
大雨の二次土砂災害を防ぐために流出した土砂を砂防ダムからはき出せという報道を耳にしますが、先達は自然の脅威に震えながらどんな知恵を導いたのでしょうか。賢く、逞しく生きてきた先達からヒントを頂きたいと思います。大雨が降る森の中ではミズナラが次代の命(ドングリ)を育んでいます。そのヒントは森の中に潜んでいるのかもしれません。
利益誘導第一の生活様式に取り込まれて生活している私たちの多くは自然から遠のいています。森への感謝は自然の恵みを受けて初めて感じるようです。自然から遠のいては感謝の気持ちに立てません。
自然に敬意を表し、自然を大切にする心を育む憩いの場を設置するために、今日は雨の中で重機を操縦して整地をしました。作業は事務局スタッフ3名と事務局員2名で進められました。スタッフはそんな願いを込めて憩いの場設置作業に汗をかいてくれました。雨の中の作業に感謝します。(報告:仁平事務局次長)
壊された山の自然を元に戻すのは大変なこと。雨の中お疲れさま!
投稿: 海 | 2010年7月14日 (水) 09:52