森と共に生きていく道を探る
第17回足尾・ふるさとの森づくりに参加した男性から感想文が送られてきましたので紹介します。
私は植樹活動には始めて参加しました。動機は以前から自然が好きであったこと、自分の有り余る体力を何かに役立てようと思っていたところ職場の先輩から誘われたから。最初はただ木を植えればいいのか、と考えていたが、土を掘り腐葉土と炭を混ぜ合わせ苗木を植えて土を上から被せるうちに、自分に中に「この木が強く育って立派な森を作って欲しい」という親心にも似た愛情が湧いてきた。たった3本の苗木を植えただけですが、この荒れた土地が豊かな森になればなあーと思った。それと共に自然を破壊するのも守るのも人間だと思った。自然を守っていきたいと思う自分と便利な生活をしたいと思う自分、自然が好きと言いつつ自然破壊をしてきた文明社会の中で生きる自分、植樹活動という自然を守る活動の為に遠路を大量の車を使い排気ガスをまき散らして来る事等、自分や人間の良い部分と悪い分、エゴ、矛盾を感じ考えさせられた。だからと言って何もしなくて良いという事にはならず、やはり自然と人間が共存できる道を探していかなければならないと思う。自分も今回の植樹をきっかけとして小さい事からはじめていこうと思った。
また、自分が植えてきた木が何だったのかよく分からないまま植えていたので、勉強していきたいと思っている。更に、今回は色々な人とあまり交流できなかったので身内だけでなく、他の団体や大学生、専門家の人たちと交流できる時間や機会があったらもっと良いと思った。
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