中国の森づくりでも手を抜かないで?
「どくだみ荘」の現在は雷と豪雨です。マンションにお住まいの方は豪雨がトタンの屋根に当たる音は創造がつかないでしょう。雨の音は傘を差さずに雨が身体に当たるように痛いくらいの感じを人に与えます。今日の午前中は松木の杜に植えられたユキツバキ、ヤブツバキをチェックしました。そうしたらビックリしたことを発見しました。ビニールポットに植えられた苗ごと大地に植えられていました。それも4個です。私たちは唖然としました。当時、松木の植樹担当責任者の田岡さんもその現実に直面してがっくりしていました。
そんなわけで今日は松木の杜に植えられ苗木をチェックしました。午後は、臼沢の森の植生調査をしました。5年間の森づくり報告書作製に向けたデータづくりをしました。また、今日はエゾハルゼミの初鳴きを聴くことができました。雨上がりの朝に輝く新緑の鳴くハルゼミの声は地球に生きている安心感を持つことができました。
足尾の森づくりには中国から来日し、早稲田大学に留学している若者が参加してくれました。玉さんの感想を紹介します。「中国から参りました王超と申します。今は交換留学生として早稲田大学で勉強しております。今日は、「アジ風」という留学サーポトの組織のおかげで、足尾銅山の植林活動に参加できてありがとうございました。ご存知のように。中国で環境問題はますます深刻化しています。毎年、中国の西部に行って、植林する外国人は多いです。もちろん、その中、日本人の方も少なからずいます。それらの方々は国籍に拘らず、地球の未来を守るという立場からずいぶん頑張っていて非常にありがたいと思っています。今日、皆さんは足尾銅山に来て木を植えて地球の住民としての役目を果たしていることを行っていてすばらしいと思います。私はこれからもこのような活動に積極的に参加いていこうと思います」。
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