自然環境と人間の命を大切にする皆さんが創る村?
「どくだみ荘」の朝は薄氷がはりました。毛布と掛け布団で寝ましたが身体を丸めないと寒さを吹き飛ばせない程でした。今日は薄氷が未だ溶けない時間から動き出しました。日本各地では市長・市議会選挙が告示されましたが、日光市でも同選挙が始まりました。今日の午前中は市議選の手伝いをしました。途中、戦場ヶ原を通過しましたがそこから見える前白根山周辺の山々は残雪の白と針葉樹の濃い緑が鮮やかでした。
午後は索道荷揚げ作業を続けました。今日も3名のスタッフが力を貸してくれました。腐葉土一袋の重さは10㎏ですが、これを1日一人で300袋も持ち上げると夜には筋肉がパンパンになります。スタッフの一人は21時に床に就きました。
ところで「松木の杜」には小さな畑がありますが、畑担当の松村さんはじゃがいもの種芋や野菜の種を蒔いています。先月の夏日以降の温かい日には水仙が芽を出し、つぼみを膨らませましたがつぼみは冬の逆戻りで開くことができません。先月31日には、荷揚げ作業に来てくれた方がタラの芽の接ぎ木を持って来てくれました。また、その方は秋に花が咲くようにとコスモスの種も蒔いてくれました。近い将来、廃村に追い込まれた松木村が蘇るようです。5月15日の第17回足尾・ふるさとの森づくりでは、5周年を記念して5年後にオオムラサキが乱舞する森をめざしてエノキとクヌギを植えます。21世紀の松木村は心ある皆さんによって創られています。
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