日本の森が危ない?
今日は初詣をしてきました。賽銭をあげて、山と心に木を植える運動が世界に拡がり、世界の人々が平和な社会で生きていけるようにと、手を合わせてきました。
現実は、手を合わせているだけでは森づくり運動は拡大しませんし、平和な社会も訪れません。そこで今年は、昨年よりも一歩前にステップしよう、と願っています。
私たちは自分の時間とお金を拠出して森づくりを行っていますが、反面、日本の国有林は分割・売却・証券化されようとしています。小泉改革で「行政改革推進法」が制定され、森林事業の一部が独立行政法人化されようとしています。この結論は2010年までに行われようとしています。
しかし、私たちの多くは、日本の森がどのようになってしまうのか、ということが分かりません。日本の二酸化炭素削減目標は6%ですが、そのうち3.8%を森林吸収で確保していくことになっています。これらがどうなってしまうのか、はっきりしません。環境問題は政治課題だ、と言われていますので、まずは国有林を守っている現場の声を伺い、私たちの課題を明確にしなければなりません。「2009年森びらき」には、全国林野関連労働組合中央本部役員の皆さんがお見えになります。日本の森の危機?を掴んでください。
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