森の友達は小さな虫たちだ!
自然教室最終日は森の友達を探しました。昨日(9日)、子どもたちは千年も生きているミズナラの落ち葉を紙袋一杯拾ってきました。これを白い紙の上でフルイにかけ、落ち葉の中にいる森の友達を探しました。
「千年も生きているミズナラの落ち葉はどうして無くなってしまうのか」、と松井事務局長から問いかけられた子どもたち。「ヒントは落ち葉の中にあるよ」と言われた子どもたちは、ピンセットを持って目を落ち葉に集中、その瞬間、「いたいた!」と声が出始めました。30分程で土壌分解動物の15種を採取、それをスケッチブックに拡大描写しました。千年以上も落ち葉を分解している動物たちを発見することができた子どもたちの顔は真剣そのものでした。
続いて、子ともたちは顕微鏡を覗いて肉眼では見えないダニを見ました。「このダニが千年生きている木の栄養を作っているのですよ」と言われ、子どもたちはまたびっくりした様子。授業では、森は目に見えない分解動物たちによって生かされ、私たちはこの森に生かされていることを体感することができたようです。
昼食はそうめん流しです。スタッフの皆さんが作ってくれた美味しいそうめんを竹のお椀に一杯入れ、食べ終わらないうちに箸でそうめんをつかもうとする子どもたち。大人たちも一緒になって美味しいそうめんをご馳走になりました。14時からは閉校式、友達と学んだ森の宝物と森の友達を振り返り、来年の再会を誓って08年「森びと親子自然教室」は修了しました。地球を危機に追い込んでいる責任は大人たちにあります。その原因は無責任な政治とこの政治を許している大人です。子ぢもたちの未来と地球を救うのも大人たちです。子どもたちと過ごした三日間を通じて、改めて森に生かされていることの大切さを身体にすり込みました。
怪我も事故もなく学んだ三日間を運営してくれました看護師さん、美味しい料理を用意してくれたスタッフのみなさん、そしてクラスリーダーの高杉さん、サブの竹内さんありがとうございました。
チビッ子たち大発見だったようですね、分解動物たち。私も見たことありません。今度参加しようかな。
投稿: 海 | 2008年8月18日 (月) 12:41