参加者ひとり一人が心に木を植えました
5月11日の足尾・ふるさとの森づくりには30名以上の学生達が参加してくれました。植樹が終わって昼食と豚汁を済ませた後は、参加者の集いが始まりました。Choji(チョージ)さんの「心の森」コンサート後は、参加者の感想をみんなで共有化する時間。
早稲田大学の大隈塾で岸井理事長と学んでいる法学部の彼は、「真っ白だった靴が泥にまみれて真っ黒になるほど自然と触れ合いました。都会では高層ビルの上を見るとか、上ばかり見ている機会が多い中で、この地に来て、地に足をつけて地に手をつけて木を植えている姿を見て、また、自分もはじめて土にまみれて木を植えてみて、人間はここまで自然と触れ合えるのか、ということがとても印象に残りました。そんなことで緑に溢れたいという気持ちになって、とりあえずTシャツを緑色の物にしようかなー、と思ってしまいました。できれば家にも楽器にも木を植えてみようか、と思いました。来年も参加したいと思っています」。
また、私の親友である木村さんは、バス一台を貸し切って40数名とともに千葉県から参加してくれました。日頃から彼とお付き合いのある宇梶さん(俳優の宇梶剛士さんの母親)は、150㍍の階段を這いつくばって登り、標高960㍍の傾斜地で「人間の欲望のために、大地や生き物がひどい目にあっているが、ここ足尾には多くの人が集まって植樹を行っている。私も森再生のために祈りを捧げたい」と、水・酒・塩・米を供えてアイヌ方式で大地の神々に祈りを捧げました。
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