足尾・中倉山の“孤高のブナ”を元気にする準備が整いました。
明日3日は“中倉山のブナを元気にする恩送り”です。本日は最後の荷物準備を行いました。
まずは、明日1日のスケジュールと担当者の役割、持ち物の確認するためミーティングを行いました。
ルートの安全を確認する先発隊、参加するみなさんの参加を確認するゲートの受付担当、駐車場の担当。登山口で「ブナを元気にする培養土」の荷揚げ準備をする担当、下山した皆さんが一息つけるように“お汁粉”の準備をする担当など、連携の不備が無いように一つ一つ確認しました。同じ担当者で考え方の違いなどもわかり、1人一人が考えていることを合わせることは非常に大切だなと感じるミーティングとなりました。
荷物は運びだしやすいように雲しゅう亭にまとめ、各担当別に荷物を分けました。培養土はイノシシ・鹿に狙われるのでブルーシートで囲いしっかりとロープで縛りました。
駐車場も参加者に分かりやすいように看板を取り付け、明日は“森びと”のぼり旗を立てます。
明日は11月3日、「文化の日」です。明治、大正、昭和、令和と足尾の歴史と気候の変化を見続けている“ブナ”の木に会いに行きます。「木は根、根は土」と言われますが、多くの森ともの皆さんと中倉山に登り、ブナの根を守るために、植生袋を張り付け表土の流出を押さえられればと思います。
本日のスタッフは、済賀、仁平、小川、小西、太宰、清水でした。
(筆者:清水 卓)
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