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2014年1月の13件の記事

2014年1月 9日 (木)

安全なところで評論しているだけでは何も変わらないようです

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 森びとが足尾と南相馬市で動き出しました。

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 昨夜は南相馬市の市民ホールで市長選挙立候補予定者の公開討論会が開かれました。ここでは立候補予定者三氏の立候補の意気込みと主張が明らかになりました。

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 そして今朝、さくらい勝延立候補は多くの市民が見守る中をランニングで選挙運動に出発しました。全国の森ともの皆さん!原発の犠牲者は私たちだけでたくさんです。全ての原発を廃炉にすべく結束している全国の首長さんに応援をお願いします。(事務局・岩橋発)

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 また、昨年植えた鎮魂の森の防潮堤の木々たちは冷たい海風に耐え抜いて春を待っていました。

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 足尾では、新年を迎えた苗木たちへ水を撒きました。ビニールハウス内のタブノキ、スダジイは昨年と違い、ポット内の水分が凍りません。窓も開けていますので葉も焼けていません。今年の秋には南相馬市の苗床に運べそうです。

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 昨日は小雨でしたが、今日は晴れでした。今日は、松木の杜一帯の食害防止ネットの補強を行いました。(スタッフ・仁平発)

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 桜井勝延立候補を支えている方の多くは女性たちでした。小雨の中での出陣式の段取り、選挙カーのウグイス嬢、その後の印紙貼り等をきりもりしていたのも女性たちでした。あるウグイス嬢は、「カラオケが大好きですが、選挙があるので三日前からカラオケはやっていません。」と言っていました。女性ファンが多い理由は、「桜井市長は信念がぶれない、日本の政治を変えないと市も変わらない、という視点をしっかりもっているから」(女性)、と言っていたことに表れているようです。桜井さんを支えている皆さんの胸の中には、写真の雀の様に「フクシマを返せ!南相馬市を返せ!」という松明が燃え上っているようでした。(写真:横浜市のOさん)

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 南相馬市から帰える途中の飯舘村は雪が降って寂しさが増していました。故郷を返せ!と叫びたくなりました。

2014年1月 6日 (月)

南相馬市民に応援メッセージを送ってください

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 小寒が過ぎ、これから大寒まで冬の寒さが本格的になってきそうです。奥深い森の中では生きものたちが雪の中で餌を探し、必死になって命を守っている様子がうかがえます。

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 人間社会では明日が七草です。無病息災を祈って七草粥を食べる方もいると思います。が、雪深い八幡平の森、寒風厳しい足尾の森ではセリやナズナなどの七草はじっと寒さをこらえていることでしょう。

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 この寒さの中で、南相馬市民は東日本大震災と原発事故後の暮らしのあり方を問う市長選挙が始まります。告示は9日で投票・開票が19日です。現地の岩橋事務局員からは、「脱原発を掲げてきた“さくらい勝延”現市長が立候補するので全国の森ともの皆さん、応援よろしく!」というコメントが届きました。

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 原発に頼らない森と生きる暮らしを願っている全国の森ともの皆さん!応援よろしくお願いします。応援メッセージなどがありましたら、当会の東京事務所又は地元後援会事務所へ送ってください。

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 なお、さくらい勝延後援会事務所は、南相馬市原町区栄町3-74 ℡・fax 0244-23-5664です。

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 本格的な自然の寒さに耐え抜こうとしている南相馬市民へ暖かい思いやりを届けてください。そして原発に頼らない暮らしができますように、応援メッセージをとどけてください。

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 昨年もお年玉を届けてくれたレストラン「ひつじやさん」(日比谷店、代々木店)から、今年もお年玉(寄付金)を頂きました。事務局・中西さんが事務所に届けてくれました。「ひつじやさん」を訪れたお客様、従業員の皆さん、ありがとうございました。

P1045940(写真:ヤマガラ、ベニマシコ、アカゲラ、シメ、ツグミ、ホンドリス、コガラ)

 

2014年1月 1日 (水)

森林(もり)の民の文化を暮らしへ活かす2014年

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 明けましておめでとうございます。今年は森びとプロジェクト設立10年です。全国の皆さんに支えられて足尾と八幡平には小さな森が息づいています。10年間のご支援とご協力に感謝申し上げます。

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 今年は全国の森ともの皆さんと築いてきた”山と心に木を植える”精神と活動実績を森びとの大切な財産にまとめあげ、会員の皆さんと社会へ提供していきたいと思っています。

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 森づくりから与えられた生きる術、森ともの皆さんから教えられた出会いの大切さ、そして東日本大震災とフクシマ原発事故から学んだ自然への畏敬の念と原発の恐ろしさをまとめます。

 そして、原発に頼らない森と生きるライフスタイルが社会の基盤となるような活動をすすめていきたいと願っています。

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 森林(もり)の民であった日本人の基礎文化を、未来を生きる私たちの暮らしへ進化させていきたいものですね。今年もよろしくお願いします。

 

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