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2009年3月 1日 (日)

越冬には渋み、えぐみを我慢する動物たち?

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 3月に入りました。冬ごもりしている虫たちが地中から這い出る季節に入りました。20日頃には、昼と夜の長さがほぼ同じになります。太陽の恵みを受ける時間が長くなり、全ての生物たちが蠢きはじめます。森びとスタッフも明日から動き始めます。今月中は、広さ1万㎡の植樹会場作りを行います。明日は、森びとの強者たちが重機操縦の練習です。
 ところで冬眠している動物たちも啓蟄の時季に動き出すのかと心配です。そんな心配はしなくともよいのかもしれません。ツキノワグマをはじめ冬眠に入る動物たちは、ドングリ等の木の実を腹一杯食べて冬眠に入りますから。人間は灰汁(アク)抜きをしてトチノキの実等のドングリを食べましたが、動物たちは灰汁抜きはしません。味には鈍感なのかもしれませんが、人間が嫌う渋み、えぐみの成分には計り知れない栄養分が含まれていることを動物たちは知っているかもしれません。越冬するには少しの渋み、えぐみを我慢することを自然から教えられているのでしょう。
 昨夜は、知人のシェフが作ってくれた「縄文パン」をご馳走になりました。このパンは雑穀とドングリの粉で作られていますが、とても香ばしく、美味しいパンでした。シェフは3年前、ドングリクッキーを作って、足尾ふるさとの森づくりに参加した皆さんに提供した方です。食したい方は、「TABLE」・℡03-5454-3777まで。1個・50円です。

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