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2009年2月21日 (土)

森の効用は生態学的に学び、森びとの心を広めよう

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 今日の足尾は青空でしたが西風が強い日でした。気温は-2度でしたが、臼沢植樹会場は強風のために-10度を感じました。こんな中で、今日は第4期「森びと教室」の補習授業を行いました。受講者は朝6時に大阪を出発した金さんです。
 補習授業は昨年12月に終了していましたが、自己都合で補習授業を受けられなかった金さんの理事会への受講直訴に応えて開かれました。そんな金さんの受講を歓迎したのは青空と雪景色そして足尾の強風でした。昨年12月の補習授業も雪の歓迎を受けましたが、今回も雪でした。暖冬によって雪が少ない冬季にあって、雪が補習授業者を歓迎している意味は、足尾の木々たちが本物の森びとをめざして欲しいというメッセージかもしれません。瞬間的に吹き荒れる猛吹雪を見ながら、こんな会話をしつつ授業は始まりました。
 前半は、命の森づくりの基本姿勢(多層群落の森とは)を改めて学習し、森びとはその姿勢を貫き通す努力をしていこう、と意思を固めました。後半は雪と強風に耐えて生きている植樹会場に立って、食害の現状と植物の生き様という自然の厳しさを身体にすり込みました。授業最後には、高橋理事から「森びとインストラクターの認定証」が金さんに授与されました。金敬順さんおめでとうございました。
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コメント

卒業おめでとう!!
これから、共に植樹運動に向け一生懸命取り組んでいきましょう。

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