あたたかな立冬。紅葉と花に癒される森作業
11月8日、立冬を迎えた足尾は快晴に恵まれポカポカ陽気です。10時に気温は16℃。
「スーパーエルニーニョ」の影響か、日中は23℃になりました。
今日は森作業集中日、8名のスタッフの他にJREUネイチャークラブの西垣さんが参加してくれました。
大野さんより本日の作業が提起され、「みちくさの庭」からドウダンツツジとシモツケを「こころの園」の斜面に移植することにしました。
掘り上げる班と穴掘り班に分かれ作業開始。空の青さと山の木々の紅葉、「こころの園」に移植するドウダンツツジの紅など、自然の織りなすコントラストを楽しみながら作業を行いました。まずは西側斜面の上部にドウダンツツジを植える穴を掘り黒土を入れました。
みちくさの庭では、ドウダンツツジが密に植わっているので一本おきに掘り上げ25本移植しました。
続いて、シモツケを掘り上げ北側斜面に植えていきました。
しもつけの根元には石が多く、スコップを入れるのも一苦労です。西垣さんに協力してもらい30本を掘り、手押し車で運び移植しました。
「みちくさの庭」のイチゴ畑に生えたノコンギクが紫色の花を開き、シジミチョウの群れが蜜を求めて飛び交っていました。
皆さん手際がよく、11時30分に終了しました。
昼まで30分あるので、うんしゅう亭西側に設置した、植樹祭で味噌汁を提供した“かまど”の大谷石を、呼吸を合わせ二人一組で軽トラに積みこみ、みちくさテラスに運びました。
運び終え、どんなベンチをつくるか、低いテーブルはどうかなど、大谷石を並べ仮のテーブルをつくり、訪れる人をイメージしながら、足元の苔類も育つよう、いろいろなベンチを考えてみよう話しました。
12時5分前になり、昼食にしようと作業小屋に戻りました。
午後は、次世代の木「ハルニレ」を植える穴や桜を植える場所の穴掘り、草刈りを行いました。
12日に、群馬県桐生市の樹徳高校生が体験植樹、JREU大宮OB会の皆さんが育樹作業に参加してくれますので、受け入れ準備をしました。
15時を過ぎたので作業に区切りをつけ道具を片付け。終了ミーティングを行い15時半に帰路につきました。
本日の森作業は、大野、鎌田、松村健、福原、武田、柳澤、矢口、西垣、筆者・清水でした。
(報告:清水 卓)
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