アカゲラの声を聴き、春を感じながら雨の中の森作業。
3月25日、雨の足尾、足尾ダムに流れる水の量も多く、堰堤から落ちる滝は雄大でした。8:30、気温は6℃、少し肌寒く感じます。今日の責任者、大野さんから作業の提起があり、①森びと広場の周り西側斜面にミツマタとアセビを植えるための穴を掘る。②広場下のハウスとハウス周りに果樹とお茶の苗木を植えるための穴を掘る。ことにしました。
ミツマタとアセビの穴は、一人2~3個掘り、1穴に黒土を2袋入れていきました。30分ほどで34個の穴を掘り終えました。以前に10個を掘ってあり、全部で44個、ミツマタ15本、アセビ29本を植える予定です。
次に広場下のビニールハウスに移動し、ブドウ5本、ブルーベリー6本、ラズベリー6本、みかん3本、ゆず2本、お茶20本分の穴を掘ります。みかんとユズはハウス内に植えます。敷いてある防草シートを穴を掘る分だけの大きさに切り穴を掘ります。石が多く、土も固く苦労をしながら、久しぶりの大汗をかきながらの作業でした。
穴は全部掘れませんでしたが、雨が強くなり、昼の時刻になったので作業は終了しました。
午後は、今後の森づくりや今後行う「エコ散歩in足尾」、4月29日に実施予定の「中倉山のブナを元気にする恩送り」について話し合い、心を一つにしてきました。また、過日設置した大水を流すためのホースがずれて、水が脇に漏れているためヒューム管に水が落ちるように直しました。最後に中倉山に「孤高のブナ」の子孫を植えた後、獣害や強風から守るための幹ガード、鉄筋などの資材を準備しました。
雨も強くなってきたため、少し早めですが今日の作業はこれで終了しました。本日のメンバーは、鎌田さん、松村健さん、松村宗さん、山本さん、高橋さん、大野さん、福原さん、済賀さん、弘永さん、筆者加賀でした。お疲れ様でした。(報告:スタッフ加賀春吾)
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