秋のさわやかな風に吹かれて、里親植樹終える
10月19日の足尾の天気は、晴天。朝8時30分の気温は9℃でした。
柳澤さんがトラックにフレコン入った籾殻を運んできてくれました。保温、保湿、草の抑制などのマルチング資材として冬支度に活用したいと思います。ありがとうございました。
9時には、参加者12名のスタッフ・サポーターが全員集まりましたので、いつものようにホット珈琲を飲みながらミーティングを行いました。
今日の森作業責任者の加賀スタッフから「今日は、里親植樹の最終回、気持ちを込めて丁寧に、間違いのないように植えてください」とあいさつがありました。その後、一日の森作業と分担を決めて、里親植樹地の臼沢西の森に全員で向かいました。
植樹地には、事前に土も入り、植える場所に目印の篠竹がおいてあります。後はスコップで穴を掘り苗木を植えるだけに準備されていました。太陽の光を浴び、松木川からの爽やかな風に吹かれながら丁寧に苗木を植えました。土留めに入れた黒土の下は砕けた岩と砂地のため、スコップを入れると「ガツン、ジャリッ!」と音がし、手がしびれます。森づくり18年の強者のスタッフ・サポーターが手際よく穴を掘り「まじぇる、まじぇる」して土壌をつくり苗木を植え進めました。1時間30分で5列の土留めの所にミズナラやブナ、ヤマザクラ、ハクウンボク、ヤマモミジ、カツラなど15種類349本の幼木をしっかり植えることが出来ました。
サクラが紅く色づく松木の杜
改めて、今日の森作業は「段取り8分、仕事2分」という名言がピッタリの「最終回の里親植樹」になりました。つまり、スッタ・フサポーターの皆さんが事前の準備をしっかりしていたので、少人数でも短時間で安全に、そして応募された方に代わって、349本もの苗木を植えることができたということです。今後の森作業の教訓にしたいものです。
昼食後は、臼沢西の森の土運びとみちくさ庭の草取り、そして新松木の通路の草刈りの3班に分かれて作業を行いました。参加された皆様お疲れ様でした。
臼沢西の森への黒土運搬
本日のスッタフ・サポーターは、鎌田、松村宗、山本、柳澤、福原、林子、キンバリー、済賀、加賀、高橋、清水、大野、でした。(報告者:大野昭彦)
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