大きく生長している苗木に感激!足尾・ふるさとの森を散策
昨日(21日)は彼岸の中日。「暑さ寒さも彼岸まで」と、先人の教え通りの暖かさでした。ところが今日は、朝から雪が降り大雪模様の一日です。
足尾・松木沢を訪ねてくれた登坂さんと桜井さん、一日遅れた「臼沢の森」の散策はこの雪で無理だったと思います。登坂さんは日立市に住む御年80歳を過ぎた「命の森づくり20」というグループのメンバー。足尾での森びとの植樹祭にも何度か参加していただき、南相馬市での鎮魂復興市民植樹祭にも参加されています。
桜井さんは、群馬県の藤岡市在住で「NPО法人ぐんま緑のインタープリター協会」副理事長をされており、自然に親しみながら学ぶカリキュラムを主宰しています。
今回の見学は、小黒運営委員から連絡をいただき準備をさせていただきました。案内をした加賀スタッフと私は、新年度の活動である「森の案内」をイメージしながら案内を行いました。お二人とも森づくりの経験や知識もある方なので、生長した森に入り木々に触れて「何を感じてもらえたのか!」を学びたいと思う案内でした。
民集の杜、臼沢の森、臼沢西の森(里親植樹地)を案内しましたが、登坂さんは、名前のごとく臼沢の階段をぐんぐん登っていきます。とても80歳を過ぎているとは思えませんでした。以前、臼沢植樹地最上部に木を植えたそうで、どうなっているか気になっていたそうです。
”みちくさ”で今回の感想をお聞きしました。①植えた木が生長していて感心した。②人力による資材の運搬などの苦労が実感できた。③きれいな森が出来て、「密植・混植」の宮脇先生も喜んでいると思う。④シカやウサギの食害もあったが、自然が戻ってきたことだから、素晴らしい。⑤若葉が出るころ、紅葉の頃、また訪ねてきたい等の喜びの声を私たちは受け止めました。
私たちは食害対策の検討と、森を案内するための心得を豊かにしていく話合いをつくり出していくことを思いながら、お二人を見送りました。今日の森作業は、加賀春吾、橋倉喜一でした。(報告:橋倉喜一)
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