厳しい冬を乗り越え、春待つ苗木と森びと達!
「光陰矢の如し」と言われますが、今日(1/31)で1月も終わりです。コロナ禍で森作業が自粛になって、足尾在住の筆者がその間の現場を点検・報告をすることになり、今日は2回目です。
今日の松木沢は、やや風がありましたが青空が広がり、午後1時の気温は3℃でした。ただ、一日中”風花”が舞い、日本海側はまた雪が降っているのだろうと思う天気でした。
森びと広場の雪もかなり消え、臼沢や臼沢西の森の雪は完全になくなりました。立春も近いのですが、例年ですとこれからが雪が降る時期になります。まだまだ注意が必要です。
各所を点検したところ、森びと広場南側のビニールハウスエリアに立ててあるテントの屋根の一部に、雪解けた水が凍り写真の状態でした。押し上げようとしましたがビクともしません。
民集の杜内では2018年に植えた苗木が生長して横枝が重なり合い、かなり密状態になっています。春になり葉が広がると林床に陽が差さなくなり、生長の遅い木は枯れてしまう心配があります。枝落としなどの作業が必要です。民集の杜から森びと広場に戻る道路脇のアキグミの樹皮がシカに食べられていました。獣害対策も大切です。
臼沢の森では、冬枯れの中で鮮やかな緑のアカガシなど常緑広葉樹が、この時とばかりに陽の光をいっぱいに浴びていました。新松木や松木の杜では、コブシが花芽を付けて足尾の遅い春を待っていました。
私たちシニアも、新型コロナウイルスに“罹らない、染さない”を心がけ、森作業の再開に備えて体力と健康維持に努めていきましょう!
(報告 サポーター・橋倉喜一)
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