北風の中、雫育苗場と植樹用具に感謝し、今年最後の森作業を行う。
本日は12月23日(木)、今朝の気温は8℃。快晴でしたが北風が強い一日でした。南相馬市鎮魂復興市民植樹祭応援隊8名は、今年最後の作業を行ないました。10時に原町区雫育苗場に集合し、温かいコーヒーを飲みながら作業の打ち合わせを行ないました。今日の作業は、一年間お世話になった用具のメンテナンスと倉庫の清掃、苗木たちへの散水です。
今日も渡部代表からスタッフ全員に、自宅で栽培したキウイフルーツと自家製イカキムチのプレゼントがありました。一足早く応援隊のサンタクロースがやってきました。渡部代表、毎回ありがとうございます。美味しく頂きます。
用具の清掃・メンテナンスと苗木への散水作業が終了した後は、参加者みんなで今年一年を振り返ってみました。新型コロナウイルス感染予防に努めた暮らし、原発処理水の海洋放出への不安、解明が進まない森友学園を巡る公文書改ざん(赤木ファイル)や加計学園問題、神田沙也加さんの突然の訃報に驚きとお悔み、大阪北新地放火殺人事件など、胸が苦しくなるような事件・事故が多かった一年でした。
鎮魂・復興への願いと、「自然環境と人間のいのちを大切にする心を育む森づくり」を目指し、日々「森の防潮堤」の育樹・育苗作業に取組んできましたが、東日本大震災の記憶を風化させずに、来年は明るいニュースの多い年にしていきたいと思います。
コロナ禍の中、作業中の事故や怪我、コロナ感染者を出すことなく、森作業が出来た一年でした。応援隊の皆さん、大変お疲れさまでした。来年は記念すべき「第10回南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」が開催されます。南相馬市民をはじめ、南相馬市役所の皆さん、応援してくださる皆さんと力を合わせ植樹ができるよう準備を進めていきます。2022年もよろしくお願いします。
次回の森作業は、2022年1月10日(月)10時から雫育苗場で、新年の顔合わせと作業を予定しています。本日の参加者は、渡部代表、菅野副代表、東城スタッフ、道中内スタッフ、松本スタッフ、岩橋恵美スタッフ、菊地スタッフ、筆者・岩橋孝でした。
(報告:事務局 岩橋 孝)
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