素敵なカップルと家族、野鳥の会の仲間たちに励まされて森作業
今日の朝8時半の気温は7℃、肌寒かったのでストーブに火を付けました。昼には気温が17℃まで上がり、松木渓谷入口には足尾の自然を楽しむ方々で賑わいました。桜の蕾が膨らんできました
午前中の森作業は、明日の午後に雨が降るというので、「臼沢西の森」に幼木の根が露出している幼木を埋め戻しました。ウサギが幹を食べた時に、勢いで幼木が地面に出てしまったようです。このままだと枯れてしまうために、深めに穴を掘って、埋めなおしました。
陽気のせいか、作業中に「カラマツの風吹く北国の♪♪♪・・・」の鼻歌が聴こえてきました。そんな気持ちにさせる温もりの中での森作業でした。カラマツの芽
その後は、土留め柵の土壌づくりをしました。土留め柵に袋ごと置いてあった培養土を袋から取り出し、土を明日の雨で馴染ませることにしました。作業現場から「みちくさ」テラスを見降ろすと、男女がお茶を飲んでいました。
桐生からやってきた二人は、中倉山に登山する予定でしたが、松木渓谷入口でのんびりとお茶を飲んでいました。橋倉サポーターが二人と話をしていると、桐生出身の奥様が子供たちに足尾を見てもらいたい、ということで家族でこの地を散策していました。素敵なカップルとご家族にお会いでき、とても気持ちが和みました。
昼食後は、明日の森づくりチームのミーティング会場設営と「みちくさ」室内の清掃をしました。椅子、テーブルなどをセットしていると、若者たちが双眼鏡や望遠レンズ付きのカメラで周囲を観察しているようでした。 「みちくさ」の清掃をしていると、案内人の青山さんと若いバードウォッチャーが「みちくさ」を訪ねてくれました。青山さんとは足尾の自然の話が盛り上がり、これからもお付き合いをしていくことになりました。若者たちは初めて訪れた足尾で、今日の目的が達成できたことを喜んでいました。 「みちくさ」は来月オープンですが、季節の移り変わりが早いせいか、今日はオープン本番のようでした。テラスでお付き合いしてくださった皆さん、またお会いできることを楽しみにしています。 今日の森作業は、橋倉、済賀そして筆者でした。(報告・高橋佳夫)
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