春の温もりが欲しい寒風の中の森作業
足尾・松木沢の朝の気温は、作業小屋の温度計で-2℃でした。ストーブの暖で簡単な作業ミーティングを行い、直ちに森作業に入りましてた。
今日は、5月から予定している「里親植樹」の準備。「臼沢西の森」の急斜面の植樹地に土留め柵を造ることにしました。材料の甲羅板と鉄筋を軽トラに積んで運び、その材料を風速15m程の強風に当たりながら、急階段を登って現場まで担ぎ揚げました。
一人8往復して作業は終わり。下山する時に「みちくさ」方向を見下ろすと、二人のハイカーがベンチで休んでいたのを見ていると、何となく心が安らぎました。
午後の作業は二手に分かれて、ハイカーが休んでいた隣のベンチの修繕、厚手の甲羅板を張り付けました。その出来栄えは、まるでプロ並みなのには私も驚きました。
他のスタッフは、土留め柵用の甲羅板を軽トラで運び揚げ、ブルーシートで雨対策をしました。その後は、宇都宮市に保管していた森びとのヘルメット「うんしゅう亭」に片付けました。
本日のスタッフ・サポーターは鎌田、松村宗、橋倉、加賀、小川の皆さんと筆者でした。寒い中の森作業お疲れさまでした。(報告・大野昭彦)
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