南相馬市・森の防潮堤づくり応援ありがとうございました
応援隊は今年、結成5年目を迎えることができました。11月の「5周年記念慰労会」では、5年間の歩みを振り返り、今後の森の防潮堤づくりへ決意を新たにすることができました。会には足尾のスタッフも駆けつけてくれ、森づくりへの助言と激励をいただきました。
この頃の活動で感じられることは、森作業がスタッフ全員で行えるようになっていること、たまたま参加できなかった方には、当日の担当者が作業報告をLINEで送り、情報の共有化ができつつあるということです。森作業に向かう心をひとつにすることの大切さを感じ取っています。
今年一年を振り返ると、育樹(除草)作業が計画通りに実施されなかったことです。コロナウイルス感染対策によって苗木の生長に支障を与えてしまったようです。10月に開催された第8回南相馬市「鎮魂復興市民植樹祭」は市民参加限定の開催で、規模を縮小しての開催でしたが盛会に行うことができました。
前述の慰労会でも市役所職員との話し合いができ、市民と行政の協働ということの大切さをお互いに共有化できている感じがします。市民が主役の森づくりを行政がサポートするという市民活動が創り出されているようです。
来年は、東日本大震災、福島原発事故から10年目です。私たちは、「地球温暖化防止・いのちを守る森の防潮堤づくり」を関連付けて、「脱原発都市宣言」市民に相応しい活動を企画できればと思います。新生「森びとプロジェクト」の皆さんとのアドバイスを頂き、有意義で楽しい市民運動をすすめたいと願っています。南相馬市の「森の防潮堤づくり」を応援して下さった全国の皆さん、2020年は大変お世話になりました。(応援隊 東城敏男)
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