私の2020年合言葉は「地球isハートランド」です
明けましておめでとうございます。私は昨年「甲状腺がん」という病気に侵された。手術後は今までの様な暮らしができ、足尾の森作業にも行っている。先月下旬、「臼沢の森」最上段まで登ったが、少し疲れたが作業に自信がついた。
新年を迎え、考えていることは少しでも多くの木を植えて、気候変動の暴走にストップをかけられないかである。先日、四国のある町に多くの外国人観光客が押し寄せているというテレビを観た。その人気は、そば打ちとそのそばを食べるという体験型イベントであった。さらに、初体験の力仕事で不平や文句は出ているが、少しばかりの汗を流して収穫した料理に参加者は満足そうに笑顔で帰っていくという番組を観た。どうやらそこには“非日常の体験”が共通点であるらしい。
夏のオーストラリアでは火災が頻発し「非常事態宣言」が出されている。日本でも気候変動による温暖化の影響が毎年暮らしを脅かしている。この異常気象の猛威は植樹を始めた15年前とは違う。ならば森づくりは当時の延長線上では駄目だと思った。
今年からの森づくりは地球温暖化に向き合っていただくことを体験してもらいたい、と思っている。地球から、森の中から私たち人間を観ることで温暖化にブレーキをかけるきっかけに繋がってくる気がしている。2020年の合言葉は「地球isハートランド」である。(事務局員 加賀春吾)
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