間もなく、足尾・中倉山の「孤高のブナ」を元気にする活動がはじまります
足尾の自然の様子を写真で伝えてくれるHさんが中倉山のブナの写真(今月中人撮影)を届けてくれました。写真を見ると、ブナは森の秋祭りで嬉しそうだと私には見えます。3日後には中倉山のブナを元気にする活動が行われますが、その日まで森の秋祭りが見られますように私は願っています。
ブナが生きていくには厳しすぎる標高で一世紀以上生きている「孤高のブナ」。その上、草木の命を衰弱させる根が土砂流出によって露出しています。この土砂流出を防ぎたいと、草の種と土を混ぜたものを袋に入れて地面に張付ける作業を行うのが、3日後です。
この「中倉山のブナを元気にする恩送り」に協力してくれる方が40数名集ってくれます。準備は一昨日までに整えましたので、森の秋祭りを楽しみながら草の根の力を借りて、土砂流出をなんとか防ぎたいと願っています。
当日は、朝早くから準備スタッフがスタンバイしています。先発隊は必需品を荷揚げし、中倉山頂上で土の張付け準備を整えています。他のスタッフは、ダムゲート前と登山口では皆さんをお待ちしています。送りだした後、ベースキャンプのスタッフは緊急時に対応できる態勢をとり、下山時にふるまう温かいお汁粉をつくっています。
足尾銅山の歴史を幹に宿しているだろう「孤高のブナ」に会いにくる登山者に、これからも元気な姿を見せくれることを願っています。(東京事務所 済賀正文)
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