南相馬市に届く“地球の悲鳴”に向き合う応援隊
アメリカの寒波襲来、ドイツ、オランダの強力な寒風、オーストラリアの45度もの気温上昇、ロシアの寒波など、世界各国では想定外の気象の報道を読み聞きすると、それは地球の悲鳴だと分かる。日本は今週から寒波が襲来するらしいので、自然災害の本質的な原因に目を向けなければならない。
福島県南相馬市の雫浄化センター育苗場の苗木は青空の下で、太平洋から吹き付ける寒風に耐えて頑張っている。遠くの火力発電所から吹き上がる蒸気煙を観ていると、「美しい景色」として映る景色の裏に“地球の悲鳴”があるようだ。
今日は、11日から始まった市長選挙の投開票日。選挙事務所には、全国の森びとファンクラブからの激励が届いている。日本で唯一「脱原発宣言都市」に指定した南相馬市、市民の命を守る防潮堤づくりを牽引している桜井勝延さんの当選を願うのは私ひとりだけではないと思う。
今年も南相市民の応援隊は、鎮魂復興市民植樹祭実行委員長の桜井さんとスクラムを組んで森の防潮堤を育てたい。6月には全国植樹祭があり、これから忙しくなりそうですが、体調管理に十分に注意し未来を生きる私たちのいのちの基盤である大地を豊かにしていきましょう。(応援隊 東城敏男)
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