今年最後の森作業集中日、冷たい風を身体に受けて獣害対策
日光と足尾の境にある日足トンネル近くに来ると道路の両端が凍っていた足尾町。森びと広場に到着すると、広場は薄っすらと雪が積もっていた。中倉山の頂上を眺めると陽が当たらない場所は残雪で白くなっていた。
強い風が冷たい空気を運び、その風が耳や頬に当たると凍りつくような今日の森作業。作業はふたつのグループに分かれ、1グループは臼沢の森の柵補強、2グループは松木の杜内のシラカンバの幼木に幹ガード設置した。
臼沢の森は二重に柵とネットを設置したのですが内側のネットが食いちぎられている箇所が多く、金網を背負って600段もの階段を登り、今年植えた幼木が獣に食べられないようにした。
松木の杜では、先月植えたシラカンバが幼木なので獣にとっては美味しいらしく頭部が食べられてしまった。細い幹も食べられては枯れてしまう恐れがあるので、今日は全ての幼木を幹ガードで囲った。石が多い所なので手間どったが、80本の全ての幼木をガードした。
今年の森作業集中日は今日が最後なので、冷えた身体を温めるためにもうどんと蕎麦を茹で、福原スタッフが揚げた天ぷらを麺にのせて温かい汁で食べた。足尾町の塚原さんからは赤飯を頂き、松村スタッフからは野菜を頂いたので汁は野菜たっぷりにした。
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