今年最後の小さな植樹祭・「恩送りの日」を迎える足尾・松木沢
明日は冷たい雨が降る感じのしない穏やかな晩秋の青空の今日、森作業で身体を動かすと汗が出るほどの一日でした。
無風の温かい風にのってあちこちからエナガの鳴き声が聴こえていました。
2005年から育てている臼沢の森の西側では、石ころだらけの草地を耕し、土を運び入れた植林地に苗を運び入れました。明日は、松木の杜にも80本の補植をしますので、計200本の落葉広葉樹を植えます。
臼沢の森入口では元気に育っているモミジが濃い紅色の化粧をしていましたが、森の中は葉が落ち、土に陽の光を溜めこんでいるようでした。
その地点からは、松木の杜と新松木の杜の遅い秋色が中倉山の黒い斜面に映えていました。
午後は、下のビニールハウス周囲に防草シートを張りました。5年間、冬の寒いこの地で常緑樹の育苗経験をしてきたのでその経験を活かして、無理なく越冬できる苗を育てたいハウスの環境整備でした。
その後、雄鹿が鳴き出してきたので、森作業を止めて、ホットコーヒーを飲みながら明日の最終ミーティングをして、帰路に着きました。「どくだみ荘」チームは、明日の昼食交流用の調理に入りました。本日のボランティアは、鎌田、福原、済賀、仁平そして筆者でした。(報告 高橋佳夫)
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