森作業で学んだ終日!
秋の3連休初日、足尾ダム・松木渓谷は、天気予報通り小雨で森びと広場の気温は15℃でした。
チカラシバの穂が朝露で薄紫に光りとても綺麗な光景を目にすることが出来ました。
今日の作業者は松村宗男さんと筆者2人でしたので、朝のコーヒーを飲みながら打合せをしました。 雨が降っているので、第5回「南相馬市鎮魂植樹祭」に運ぶ苗木のチェツク(マテバシイ等の除去)と苗床の整理を行い、日が射して来ましたので予定作業の新松木のクズ切りを行いました。外から見た時は葉と蔓が見えましたが、森の中に入ってビックリです。
幼木や成木に絡み付いている攣は食い込み、根は四方八方に伸びており「これほど凄いとは思わなかった。来年はこの蔓切をしなければならない」と松村さんの第一声でした。
長さ優に10mを超える蔓が土の上を張り巡り1m間隔で根を伸ばしていることがわかり、その根を丁寧に松村さんは取り除き、他の蔓も2人で元から切り取りました。 草木が生きようとする凄さをまざまざと見せつけられると共に、新松木の森以外には葛蔓が見当たらないことが判明した半日でした。
昼食は「みちくさ」で社宅の塚原さんから頂いたピーマンの煮ものを4人で美味しく頂きました。塚原さんいつも美味しいものを差し入れ頂きましてありがとうございます。昼食後、広場の豊かに実った渋柿の木の下で松村さんは「猿が食べなければ樽柿を作ろうかな」との話を伺い「自然の恵みで美味しい樽柿」が創られ、食せれば嬉しい、楽しみです。
午後は、南相馬市植樹で14日に使用する苗木を搬出するための準備網を整理しました。この網を整理しながら勉強になりましたのは、スタッフの皆さんが丁寧にビニールハウス内に収納してくれいましたが、太陽が直接当たってしまった網は劣化で使用することが出来なくなっていました。
10日の準備に必要な枚数(340枚)はどうにか確保は出来ました。、網だけでなく他の収納品で劣化や乾燥して使えられなくなってしまいそうな物は、コンテナ内や直接太陽が当たらない所に収納する様にする。今後に活かさなければならないことを学びました。
コメント