森づくりは大地を耕し、心も耕す出会いの場
昨日は台風18号が運んだ温かい空気に寒気がぶつかって秋田県や北海道では強風と雨で暮らしに被害がでました。お見舞い申し上げます。
足尾の天気は曇天でした。昨日の作業は越冬準備をしました。「うんしゅう亭」の軒から流れる雨によって軒下に溝ができないように、昨年暮れに伐った竹の枝で雨粒の衝撃を和らげる対策をしました。
この地は間もなく西北の風と北風が吹き荒れます。来月と11月には体験植樹に来るアジアの学生たち、「秋の感謝デー」に来る植林ボランティア皆さんがこの地に集い、交流を深めます。「うんしゅう亭」はその会場、会場を吹き抜ける冷たい風を防ごうとビニールシートを張ることにしました。そのひとつの案を試してみました。
昼食後の休憩では、森作業を手伝ってくれはじめた大手建築会社の役員をしていた福田さん、定年後のアルバイトをしながら休みに森作業をしているスタッフの福原さんたちと会話。話では、近所に住む方々との“挨拶”の大切さ、旅に出た時などの“ひと言”の有難さなどを噛みしめました。
また、役員時代に培ったことの話として、“部下たちやその家族を思いやることは理屈ではなく具体的な気配りや心配りから始まる”ことの大切さはどこでも同じだね、という話をしました。
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