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2017年8月の26件の記事

2017年8月21日 (月)

子キツネのしぐさに心が和む松木沢の草刈り

P8218130  布沢集落の帰りは直で足尾入り。若いのか?筋肉痛で早く就寝。天気の回復を願って朝、「どくだみ荘」の空を見ると曇り空でしたが、8時45分頃には青空が顔をだしてくれました。

P8218151  今日は仁平スタッフが用意してくれたちょっと高級なコーヒーを飲みながらの打合せ。森作業予定通りに松木の杜の草刈り、そして雨続きで取水口に泥が詰まっているという情報を受けて、取水口の掃除をすることにしました。

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P8218530  取水口の掃除は昼食後にしましたが、水力は写真の通り勢いが凄いので即、水が満杯になりました。みちくさの池には水がありませんでしたので、キモンシロチョウが少しばかりの水分を摂っているようでした。

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P8218147  草刈りは暑くもなく爽やかな風を受けて順調に進みました。

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P8218506  作業小屋前では今年生まれた?子キツネがかまって欲しいのか、あどけない顔を見せてくれました。心和ますシーンをつくってくれた子キツネに感謝です。草を刈っているとコオロギやカマキリの邪魔をしてしまいますが、目にする多くの虫を見るとキツネの餌は心配いらない、と感じました。

 今日のボランティアは、仁平、福原、高橋でした。(報告 高橋佳夫)

慣れない作業に四苦八苦

「心の森探訪」初日(8/19)、別動隊は無駄に体力のありそうな6名が選抜されました。ここに来る間の昼、道の駅で巨大な「ワラジカツ」を食べてしまった二人は、体力があるだろうと有無を言わさずメンバー入です。

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作業場所は「森林の分校」近くの集落の道。
 
流れる水を道から逃すためにきってある溝が、土砂で詰まってしまったため、それを取り除く作業です。元郵便局長の湯田さん指示の下、力を合わせての力作業。

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スチールの網(溝蓋)を取り外し、土砂をかき出すだけなのですが、これが重くってなかなか外れないのです。汗をかきかきこれまた重い鉄棒とバールを駆使してはずした後は、詰まった土砂をスコップとジョレンでひたすら掘り出します。

P8193162作業の間、布沢の生活についていろいろ話を伺いました。この辺りは3メートルを越す雪が降るのだとか、通した水は、下の田んぼに落ちていきます。残りの夏を潤してくれるといいなぁと思いつつみっちり3時間、布沢の皆さんの生活を思いながらの作業となりました。たっぷり汗をかいて、どうにか3ヶ所をやり遂げました。「できたら3ヶ所」と言われていたで、なんとかミッションはクリアできたようです。

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3ヶ所目ではアカハライモリが挨拶に顔をだしてきてくれました。ちょっと触ると死んだふりするのがまたかわいい。この下は放棄された田んぼ。少しだけ切なくなりましたが、この場所が自然に還るのもまた自然なのだなぁと、へろへろになりながら感じた初日でした。(報告 小黒 伸也)

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2017年8月20日 (日)

足尾・松木渓谷の大自然につつまれて一日を過ごせました

 久々に太陽が顔を出し、暑さが戻ってきた感じの19日。松木渓谷入口は人の出入りが少なく、訪問者はいませんでした。通りかかったのは登山下見の3名と釣り人でした。釣り人は「水が多くて全然ダメ!」と嘆いている感じでした。

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Imgp1300  午後になると中倉山には雲が立ち込め、雨がポツポツと落ちてきたと思ったら、ザアー!と降ったり、晴れ間が見えてきたりの天気になりました。このような天気が続いていたので取水口のチェックをしましたが、水の流れが急ということと水が多いので手の施しが出来ませんでした。

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Imgp1298  そんな天気でしたので、二人は一日のんびりと虫の声、鳥の囀り、松木川を流れる水の音を聴きながら過ごしました。大自然につつまれた一日という、心安まる時を過ごせました。本日の放射線量は0,119μSV/hでした。(舎人:岡安幸治、小井土英一)

只見町布沢集落の森と生きる文化を垣間見ました

 天気が気になった今年の「心の森探訪in布沢集落」の19日。布沢に向かう途中では小雨が降り、天気予報も雨でしたので、群馬県、東京都、栃木県から向かった参加者15名は不安な様子。ところが、布沢集落に着くと雨雲から青空が見えてくるなど、雨の心配がなくなりました。

1  探訪の当初予定は、「癒しの森」と「恵みの森」を探訪する予定でした。しかし、先月の只見町地方の大雨で探訪地の布沢集落は各所で土砂流出被害が起こりました。現在、集落では118名が暮らしていますが、その半数は65歳以上ということです。そんな訳で、集落民の農作物にとって大切な恵みの水が循環できるような環境に整えることが急務となっていました。

2  急きょ予定を変更させていただき、半日ですが側溝に溜った土砂を取り出す作業をすることにしました。

3  作業箇所は3カ所、2チームに別れて作業開始。水分が含んだ土砂は想像した以上に重く、普段使っていない筋肉を動かし、土砂に埋まっていたコンクリート側溝が見えた時には、ホッ!としました。

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Photo_2  9名のチームは「彦爺のカタクリの丘」と言われている傾斜した箇所。カタクリの丘になっている土砂が流出した所で作業。ここは、84歳になる小林さんが何十年前からカタクリを増やし、育ててきたカタクリが生きている集落にとっては大切な所。

6  小林さんは、“都会の者が本当にできるのか”と心配そうな顔をして作業を見ていましたが、暫くするとその緊張した顔は緩みはじめました。休憩時間には、カタクリの丘の山百合の握り拳くらいの球根がカモシカに食べられて困っている話をしてくれるようになりました。作業が終わるころ、区長さんも現地に見えて、私たちにお礼を言ってくれました。(写真は小林さん、菅家さん、刈屋さん)

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Photo_3  午後3時に作業は終わり、その後は県道の脇の側溝に移動、側溝の重いコンクリートふたを開けて、溜まった土砂を側溝からかい出した。夕食時には、刈谷さんも夕食に同席して、集落の暮らしの現状と先人から伝えられてきた風習などを紹介してくれた。

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Photo_5  翌朝の布沢集落はとても静かで、棚田と布沢川の様子は心を和ましてくれました。天気は曇りでしたが、「恵みの森」散策予定は川の水量が多く断念。「癒しの森」を散策することになりました。

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3_2  案内は地元の飯塚さん、杉やヒノキの経済林とブナの原生林の中間道を3時間ほど散策しました。

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Photo_8  生物社会のコミュティーが頭に浮かぶ感じでした。苔やキノコたちもブナを支え、コシアブラやクロモジ、ウリハダカエデ等の低木たちも適度な距離を保ってブナと生きていました。この森から布沢集落の先人は暮らしの知恵を育み、集落の文化をつくってきたようです。

Photo_9  森は秋の装いを始めていました。(報告 高橋佳夫)

2017年8月18日 (金)

スタッフの心を耕す樹徳高校生の感想文に感謝!

 終戦記念日の15日、先月(7/23)に体験植樹をした樹徳高校生全員(21名)の感想文を広井先生が送ってくれました。感想文を読んで、私たちのサポートが未来を生きる若者達の命をつなぐきっかけをつることができたのだ、ということ噛みしめ胸の奥に刻むことができたことを嬉しく思いました。サポートしたスタッフの皆さん、お疲れ様でした。以下、その感想文(一人)を紹介します。

P7237203  「今回、足尾の植樹ボランティアに参加して、普段の生活ではあまり聞くことのできないことや、体験できないことが沢山できたのでとても良い経験になりました。

 最近大雨による被害が沢山ニュースで報道されるのを見て、凄いなと思うけど自分のところは大丈夫だろうと思っていました。しかし、いつどこでなにが起きてもおかしくない。そんなことを常に頭に入れておかないと、もし起きた時に大変なのだと思いました。そしてまずは近所のところから調べていきたいと思いました。

P7237155  今回なぜ植樹をするのか。それは、私たちは森に生かされている。森は友達だということがわかりました。人間にはできないことを森はしてくれていて、人間はそれに助けられているので、森は大切なのだと思いました。その森を守っていく活動に参加できてとても光栄でした。

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P7237181  実際に自然と触れ合って、植樹ができてよかったです。一本一本丁寧にできました。なかなかできない経験だったのでとても楽しかったです。みんなで植えたので全て大きく元気に成長してくれればいいなと思いました。少しでも環境について、森について貢献できたのではないかなと思います。この経験を活かして、これからも環境について考えて、自然を守っていこうと思いました。本当に良い経験になりました。ありがとうございました。」(2年女子)

 樹徳高校の教諭と生徒の皆さん、大切な友だち(森)が元気になれるようにこれからも声援ください。感想文を書いてくれた皆さんに心から感謝します。(理事 髙橋佳夫)

2017年8月17日 (木)

いにしえの松木の杜を追想して森作業

 8月15日、お盆休みの足尾・松木沢は大粒の雨が降り続き、ジャンダルムも濃い霧に隠れて、山肌の谷筋からは普段は顔を見せない滝が現れて一幅の絵のようでした。

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2  お盆休みのなかを芳賀町の弘永さんが久し振りに、手伝いに来てくれました。初顔合わせの事務局・福沢君に弘永さんを紹介し、コーヒーを飲みながらの打ち合わせでしたが、いつの間にか「終戦記念日」や戦争と平和の話に発展。

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6  10時30分を過ぎた頃、雨が小降りになってきたので作業開始。上の苗床から中苗床へポット苗を運び込み、テントの中で苗の草取りを行いました。軽トラを有効に使い、52トレイを運び込み、32トレイの草取りを完了させました。初めての弘永さんには、福原スタッフが土づくりや草取り方法を丁寧に伝えていました。

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9  昼食後は、旧松木村の祖先が祀られている3ケ所の墓石を三人を案内し、いにしえの村を描いていただき、村人の気持ちに合掌しました。

10  帰り道、民集の杜入口(看板脇)のネットが大きく歪んでいるのを発見、内側の草は獣らしきものが寝そべっていた跡が有りました。ネットの歪みや寝そべった跡からすれば恐らく熊だと思います。目撃情報が沢山あり、要注意です。

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 今年の夏の陽差しはどこへ行ってしまったのでしょう?栃木県では日照時間が平年の30%にも満たない状況で、植物は満足な光合成が出来ません。40年ぶりだという報道もあり、地球温暖化の影響なのかと心配です。一本でも多くの木を植えるなど、出来ることをやり、地球温暖化にブレーキをかける暮らしを拡げていかなければ!と思う森作業でした。

7  本日のボランティアは弘永さん、福沢さん、福原さん、橋倉でした。(報告、橋倉喜一)

2017年8月13日 (日)

お盆を迎え、松木村の墓に花をたむけて平和を祈る

旧のお盆を迎えて、旧松木村にある三か所の祠に花を添えて合掌しました。

鎌田スタッフが家から持ってきたものと、足尾の社宅近くに咲いていた、

野の花を少しいただきました。

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P1020186 今日は、雨上がりということもあり、松木川はゴーゴーと音を立てて流れています。

この音が、爆音などに変わる日が来ないように、いつまでも鳥のさえずりや鹿などの

鳴き声で癒される平和な松木でありますように、と松木村のご先祖様にお願いしました。

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その後は、先日台風の接近のため中止した臼沢の森の草刈りを、鎌田、加賀の2名で行

いました。

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Dsc_0475 現場では、ご覧のように小さな苗木は草に埋もれていましたが、しっかりと生きています。

神経を尖らせながら慎重に草を刈っていきましたが、何度も苗を切りそうになり、鎌での丁寧な草刈りにすべきと考え直し、草刈り機での除草は断念しました。本日の、作業者は鎌田孝男スタッフ、加賀春吾スタッフでした。(報告 加賀春吾)

多様な生き物の暮らしを支える故郷(松木村)になりました

明日は迎え盆(旧のお盆)です。松木村入口、臼沢に向かう道沿いの祠、松木村奥の墓石の3箇所周辺は、松木村のご先祖様が安心して帰ってこられるように、スタッフの手によって事前に草刈りが行われました。本日8月12日、早朝から鎌田スタッフ、加賀スタッフが松木入りし、村人の残した墓石に花を手向けました。

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多様な生き物の故郷としての松木村の自然の回復と森づくりの安全を願い、合掌です。

 

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9時25分、雨があがり青空が顔を出しはじめた“みちくさ”周辺は気温も上がりだし、寒暖計は30℃です。連休二日目の土曜日、森ともの訪問を期待し、“みちくさ”をオープンしました。

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本日最初に立ち寄ってくれた森ともは、栃木県さくら市(旧高根沢町)の男性です。2006年から2011年まで松木川上流、大ナギ沢近くの斜面に植樹活動を行い、今日は木々の成長を確認しにきたそうです。柵の無い所に植えた苗木は鹿の食害にあっていたようで肩を落としていましたが、柵のある箇所は木々が成長して森になっていると報告してくれました。東日本大震災を契機に、植樹箇所を安蘇沢方面に変え、現在も植樹活動をしているとのことです。共に足尾の緑化と地球温暖化防止に向けて頑張っていきましょう。

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次に立ち寄ってくれた森ともは、群馬県館林市から“自由研究”で足尾銅山の歴史を学びに来た親子4人組です。男の子が小学校の授業で足尾銅山の歴史を勉強しているので、実際に行ってみようと訪れたそうです。“みちくさ”外での立ち話になってしまいましたが、足尾の山の緑化活動や人間が呼吸をするのに必要な木の本数などの話をさせていただいたところ、子供と一緒に来年の森づくりに参加したいと言ってくれました。そして、「その前に、秋の紅葉を楽しみにまた来ます。」と次の自然観察の約束をしてくれました。またの来舎をお待ちしています。

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 昼頃になると雲が低くなり、気温も下がり始めました。小鳥のさえずりで賑やかだった“みちくさ”周辺も静かになりました。寒暖計は25℃となり、過ごしやすい気温となりましたが、雨が降り出しそうな雲行きとなり臼沢の森の草刈り作業を行っていた鎌田スタッフ、加賀スタッフは作業に一区切りつけ下山です。

 

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 午後は、天候の変化もあり松木を訪れる人もなく、15時で“みちくさ”を閉舎しました。帰り道、キツネが見送ってくれました。

気温が高い日でも、森の中に一歩足を踏み入れると木々の放出する自然のシャワーでひんやりとします。多くの森とものみなさんの訪問をお待ちしています。

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(舎人:松村宗雄、清水 卓  本日の放射線量 0.133μsv/h)

2017年8月12日 (土)

森の中は宝の山、森と生きる暮らしの知恵が文化も創造する?!

朝、窓から森を眺めていると熊かイノシシのいずれかが土をほじくりかえしていた。P8127240_640x480P8127236_640x480  昼前はキイロスズメバチに注意して草刈り、午後は『森びと通信』の編集。印刷会社社員が夏休み後に出社するまでが勝負。9月1日に発送予定だ。

P8108403_640x480  足尾の森びとは今月が休養月、といっても森作業は週に一日行い、土日祭日は舎人が「みちくさ」で当番している。身体の休養日とはいえ、事務局とスタッフは、仕事の合間に「スタッフ会議」、「事務局会議」を行い、森とも精神を鍛えつつ、事業の執行に余念がない。

640x479  何せ、相手が手ごわい、人間が支配できない自然だから。計り知れない自然の力が相手だから、自然に寄り添っていかなくてはならない。自然と向き合っていくと、その過程では森の生きものたちは色々な事を教えてくれる。それが知恵となって森と生きる“心構え”や文化が創り出される。それはバーチャルな世界では絶対につかみきれない人間の財産である。

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640x479_4  そのひとつが“五感”ではないか。森の中で鳥の声や虫が飛ぶ音や鳴き声を聴いていると、気温の変化で声や音が違うことに気が付く。勿論、土が掘り返されている現場を見ると、緊張感を感じてどんことに注意しなければならないのか、と考えさせられる。

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640x480  来週の土日(19日~20日)は、「心の森探訪in布沢集落」である。只見町布沢集落のブナの森を散策しようと計画したが、先月、少人数の高齢集落に大雨が襲い、田やあぜ道、生活道路などが被害にあった。予定を変更して、初日を流出した土砂などの片づけを手伝うことにした。少しばかりの手伝いから集落民の森に寄り添う暮らしの知恵をつかんできたい。

640x479_5  土砂などの片づけを手伝ってくれる方は森びとフォームページで申し込んでください。

(理事 髙橋佳夫)

2017年8月11日 (金)

夏を忘れる涼しさと熊の出没に警戒!

 「山の日」の足尾は厚い雲に覆われていました。半袖では寒く、長袖がちょうど良い気温でした。舎人当番の最初は、この間の大雨で取水口が心配でしたので水のチェック、水桶の半分は砂が溜っていたので砂を取り除きました。 

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Dsc00474 みちくさに戻り、涼しい風に身体を休めていると、釣人親子が帰る様子なので声をかけると「今日は釣れないので、また来ます」と笑顔で帰っていきました。

Dsc00486  本日最初の訪問者は高崎市から来たSさん。松木を散策して25年になるベテラン。70㍑のリユックを背負い、一泊してしての帰りに寄ってくれました。「緑が増えて驚きです」「林道も樹林におおわれていて涼しく快適でした。コナラの森が復活することを期待します」とノートに書いてくれました。

Dsc00485  次は、古河市で和太鼓の太樹塾・三八鼓禧(みやこ)のメンバー4名、登山帰りに寄ってくれました。昨夜は、ダム近くの駐車場に泊まり、小足洗沢付近まで行ってきた、と言っていました。代表の塚原さんは「自然豊かで景色がとてもきれいで素敵です」、高校生の新井さんは「空気がおいしい」とそれぞれ感想をノートに書いてくれました。塚原さんは、渡良瀬遊水地に興味を持ち佐野市主催の田中正造大学で学び、その一環で足尾に学びに来たと言って大変勉強熱心な方でした。

Dsc00482  最後は、熊谷から来た親子でフライ釣りを楽しんでいた3名でした。当初は福島の川で釣りを計画していたが、川が濁っているというので松木川に来たそうです。「自然が豊かで心が安らぎました(お子さま)」、奥様からは「久しぶりにきれいな渓流と自然にいやされました。おいしいお水ごちそうさまでした」とノートに書いていただきました。

Dsc00468  訪問者は以上ですが、みちくさに入る前、「どくだみ荘」の隣人から9日の夜中に社宅の外の小屋に熊が入り込み内部を壊したこと、また、数日前には外に置いてある冷蔵庫が熊に荒らされた、という話を聞きました。隣人は、「50年足尾に住んでいるが、こんなことはなかった」と驚いていました。みちくさに寄ってくれた方々にもこの情報を伝えました。

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Dsc00469_640x480  みちくさ前のウワミズザクラの実は色が付き、そろそろ熟す頃なので熊も狙っていることでしょう。「ご注意ください!」。本日の放射線量は0,130μSV/hでした。(舎人:小柴隆一、済賀正文)

 

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