「生存が不安定な時代」を迎えない為に、高校生が体験植樹
雨が心配だった本日の体験植樹サポート。サポートに集まったスタッフたちの気持ちは「雨よ!止んでくれ」と願って、小雨の中で最終チェック。
9時半過ぎ、生徒教諭総勢28名が「森びと広場」に到着。学び舎の「うんしゅう亭」に座って、早速、講義開始。
進行役の加賀春吾事務局員から本日の日程とサポートするスタッフが紹介されました。続いて、当委員会を代表して大野昭彦理事から歓迎のあいさつ、続いて講義に入りました。
講義は、筆者から約一時間にわたって行い、各地を脅かしている大雨と洪水被害、その原因と人間の暮らしとの関連、未来を生きる若者たちの森と向き合う暮らし方を考えるきっかけ等を提起しました。
続いて場所を「民集の杜」へ移動し、ひとり最低3本の幼木を植える体験に移りました。現場では、橋倉インストラクターから植樹方法が説明され、本日の植樹目標11種・105本の幼木を植えました。
スコップを扱うことが不慣れな若者達でしたが、スタッフと教諭のアドバイスで10分もすれば無駄な力を使わないで穴を掘れるようになっていました。マルチング用枯れ草をバトンリレー方法で運び、土の乾燥防止と草木の生長を抑えるための枯れ草を敷きました。1時間程で105本の幼木を大地に植えることが出来ました。
「うんしゅう亭」に戻って昼食。午後は本日植えた幼木は13年目を迎えるとどのくらい大きく育つのかを実感していただくために、「臼沢の森」を観察しました。
午後2時半頃には「森びと広場」に戻り、体験植樹修了の記念写真を撮って帰路に着きました。樹徳高校の生徒と教諭の皆さん、本日は105本の幼木を植えて頂きありがとうございました。また、地球温暖化にブレーキをかけていただけたことに嬉しく思います。
サポートしたスタッフ一同は、未来を生きる若者たちの森と寄り添う暮らしを考えるきっかけになってくれることを願っています。本日のボランティアは、鎌田、松村宗雄、橋倉、仁平、加賀、清水、岡部、高橋でした。(報告 高橋佳夫)
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