雨の恵みを願いつつ、“森とも”の熱意を裏切らない森作業
20日と21日の植樹祭が無事に終わった直後、臼沢の森の獣害と乾燥が心配でしたので森作業を行いました。そんな私達に、「ご苦労様!」と顔を見せてくれたのが子キツネでした。体長30㌢ほどの可愛いキツネに、大興奮でした。
打合せをした後、早速、臼沢の森へ出発。木漏れ陽の柔らかな光を浴びた階段は、最高に気持ちの良い場所です。
階段の中にもコナラの実生苗が芽生えていて、本物の森になってきたことが実感されました。
植樹された場所に着くと、素晴らしい光景です。100名以上の皆さんが、大汗をかいて植えてくれた苗たちを見ると、大地にしっかり根を張って欲しいと思わずにはいられませんでした。
ちょっと休息をとった後、作業開始。ネットを張ったネット下に鹿が嫌がる漁網を張りました。作業をしながら私たちは、ギラギラ照りつける太陽に向かって「雨を降らせて欲しい」と雨乞いをしました。
森作業には、稲葉理事も参加、この地に補植してくれた100名の皆さんの願いに応えて、苗木たち守っていきたい、との熱い想いが感じられました。
稲葉さんには、下山後、苗床の撒水も時間をかけて丁寧にやってもらいました。「時々、水やりに来るよ!」と力強い言葉もいただきました。お疲れ様でした。
真夏の陽気の中で頑張ってくれた皆さんは、稲葉、鎌田、岡安、橋倉でした。(報告・橋倉喜一)
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