足尾アルプス「孤高のブナ」に畏敬の念
中倉山のブナをこれ以上衰退させないように皆様方のご協力お願いします。
今日は朝8時、30名の“森とも”の皆さんが足尾ダムに集ってくれました。森に生かされている一人として、未来の命を育む木々に感謝の気持ちを表そうと、中倉山のブナを元気にする少しばかりの森作業を行いました。登山口では林野庁日光森林管理署署長・浪岡保男さんから歓迎の挨拶を受けた後、一行は“孤高のブナ”に会いに出発しました。
鉄筋の杭を6本背負ってくれた”森とも”に支えられた私たち。きつい登りを少し早目のペースで歩を進めました。
11時少し前には頂上に到着、早速、大切なブナの根を守るために土を固めないことと土砂流出を防ぐためのポールを刺し、そこにロープを張りました。
一世紀以上も生きているブナがあと何百年以上を生きてほしいと、“森とも”たちは眼差しで杭を打ち、ロープを張っていました。
作業は1時間程で終わりましたが、悪天候を心配して下山しました。
“森びと広場”では、小井土ご夫妻、武田ご夫妻、滝沢さんが昼食のカレーライスと春キャベツのスープを作って、森作業の“森とも”を待っててくれました。
昼食・交流ではブナを元気にする“恩送り日”を過ごした皆さんの感想をいただきました。交流会では、“森とも”の願いは、中倉山のブナは「いつまでも元気で、私たちの活動を見守ってください」、という感じでした。
これからは、本日の「春の感謝デー 中倉山のブナを元気にする“恩送り日”」の報告を続けていきます。ご期待ください。森作業に協力してくれました皆さん、ありがとうございました。(報告 高橋佳夫、写真・塚崎将幸)
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