全国から贈られた苗木たちは冷たい浜風に耐え抜いています
東日本大震災・フクシマ原発事故から来月で6年。避難指示解除が出されていても不安な暮らしを強いられている多くの方々。わが応援隊の仲間には、まだ家族と会えない方がいます。そんな方々の気持ちを考えながら、昨日、筆者は南相馬市の苗床に向かいました。
伊達市の自宅から1時間20分ほどで苗床に到着、松林さん、岩橋さんと合流。早速、森作業の打ち合わせを行い、作業開始。全国から贈られてきた貴重な苗木は冷たい浜風に耐え抜いています。10月に予定されている5回目の「南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」の出番を今かと待っている様子でした。
今日は、給水タンクへの水入れ作業及び衰弱した幼木をポット外すなどの整理整頓、苗木の散水を行いました。マルバシャリンバイの葉の色を見ると寒そうですが、苗は元気なので今年は早めに嫁ぎ先を見つけてやらなければなりません。
作業後、25日に行われる南相馬市鎮魂復興市民植樹祭「応援隊」第3回総会の話しを行い、楽しく明るい市民との絆を深められる応援隊に成長していこう、となりました。帰路の途中、 海岸周辺は、来年の全国植樹祭の会場整地が急ピッチにすすめられ、荒廃地だった地が広大な都市の公園の様に感じるほどでした。(報告 東城敏男)
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