フィリピン・ルボ村村民の森づくり支援視察チーム間もなく帰国
あと1週間もすると立春です。TVやラジオでは「福寿草」や「フキノトウ」が芽をだしました、というニュースが流れることでしょう。垣根のヤブツバキも艶のある葉と鮮やかな花を輝かさせています。
朝、フィリピン・ルボ村を訪問している稲葉理事から電話がありました。同行している「橋倉スタッフとNPO法人WE21ジャパンの皆さんは事故や怪我もなく、無事にルポ村村人への森づくり支援の視察ができた」、という電話でした。
本日はマニラで現地のNGOとの意見交換を行うということでした。明日、帰国の途につきます。ご支援くださった森びとの皆さん、ありがとうございました。
ルボ村村民は海外企業に破壊された森を回復しようと必死になっているというのに、二酸化炭素排出量世界2位のアメリカ大統領に就任したトランプさんは、オバマ前大統領の削減計画(パリ協定批准)を形骸化しようと考えているようです。むしろ石油パイプライン建設を促進して、化石燃料を燃やして、今以上に温室効果ガス排出量を増やそうとしているようです。
雪国の方々が春の訪れを待つ心、「フキノトウ」の苦みを味わって春の訪れを感じ、四季の移り変わりに感謝する心を、トランプさんは育んでほしいものです。(理事 髙橋佳夫)
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