「森とも」の輪を大きく創り出した1年。新たな年への飛躍を確認し第4回栃木県ファンクラブ総会開催
12月11日15時より宇都宮市内において、森びとプロジェクト委員会栃木県ファンクラブ(FC)第4回定期総会が開催されました。総会には11名の会員と南相馬市鎮魂復興植樹祭に毎回参加しているヒロナガさんがオブザーバーとして参加してくれました。
鎌田会長から「足尾からスタートした森づくりが海外にも広がりを見せている。これからも頑張ろう」とあいさつを頂き、2016年の活動経過と2017年の活動計画について議論を行いました。
総会には森びとプロ高橋副理事長に参加を頂きました。『世界の森が悲鳴を上げている状況の中で12年間の森づくりに自信をもとう。パリ協定が批准されたがCO2排出を監視していく活動が重要になってくる。「原発に頼らない暮らし」を具体化すること、自然エネルギーを応援していこう。来年は、どういう木を心に植えるか。「激動の年」になると思うが真の情報を掴むことが大切。それぞれが少しでも飛躍していこう。』とあいさつを頂きました。
1年間の取り組みを振り返ると、昨年の第3回総会で確認した方針①森びとプロジェクト委員会の活動の実働部隊として常に現場(自然)から学び、積極的に活動を担ってきたことに自信と誇りを持ち、諸活動を積極的に担い栃木県FCとして経験と知恵を働かせ、発意・発想を発揮していこう。②人との出会いを大切にし、「森とも」としての絆を固めて活動の輪を大きく広げよう。③森びとスタッフだけのメンバーではなく広くメンバーを拡大しよう。④新たな課題に挑戦し、己の資質を高めよう。を具体的に取り組んだ1年となりました。
栃木県FCにとってまさに「山と心に木(気)を植えた」飛躍の年になったと言えます。特に、「四季の感謝デー」と「市民フォーラム」はメンバーの絆を強化し、一層のやる気、根気、本気を発揮させたものでした。メンバー拡大も、市民フォーラムや足尾の植樹・育樹活動を通じて栃木県FCに加入していただき、それぞれが持てる力をいかんなく発揮していただきました。
海外からの研修も担い、認定NPO法人We21ジャパンの皆さんと足尾を訪れたフィリピン・ルソン島ルボ村の皆さんに植樹指導をした橋倉さんと稲葉理事が、来年1月にルボ村を訪問することが決まりました。栃木県FCとしても二人の活躍に期待し、応援していくことを確認しました。
経過・活動方針に対して「森びとの活動を通じて森に生かされていることを学び、子や孫のために森を残していかなければと考えるようになった」「松木の杜に遊歩道とベンチをつくり、中倉山や松木川、森の生長を見られるようにしていきたい」「森びとの育樹・育苗活動がいつ、どのように行われているのかわからない。栃木FCで連絡体制をつくってほしい」など活発な意見が出され、鎌田会長を先頭に新役員体制を確認し、総会を終了しました。
今後も、体調に留意しながら、明るく、楽しく、夢を持ち「山と心に木(気)を植えよう」のモットーのもと奮闘していきましょう。
総会終了後の懇親会では、牛スジ鍋に舌鼓を打ち、足尾・南相馬市の森づくりへの抱負を語り合い、フィリピン・ルボ村を訪問する橋倉さんを激励し、ヒロナガさんは栃木県FC会員として活動していくことの決意も述べられ、大いに盛り上がり会員の絆を更に深めることが出来ました。
(報告者:清水 卓)
秋の感謝デー以来、毎日読んでいる【ヒロナガ=弘永】です。記事に載せて頂き感謝です。「森びと」の一員になれた気分です。こんな自分でも現場で出来る事を自問せねばなりませんが口ばかり先走って申し訳ありません。
と言いながら一部訂正を依頼します。
確かに復興植樹祭に4回参加していますが、その内訳は岩沼2回+南相馬2回です。総会で自己紹介の際に誤解を招く曖昧表現だったのかもしれません。お詫び申し上げます。
投稿: 弘永裕介 | 2016年12月14日 (水) 01:23